愛校心

みなさんこんにちはこんばんは、

夏の終わりに寂しさを感じてます露木です。


突然ですがみなさん、

「愛校心」って持ってますか?


今日電車に乗っていたところ、

前に立っている大学4年生(たぶん)の

男性2人の会話で、


「面接のときに社長が同じ高校だってことが分かって一緒に校歌歌ったんだよね。」

「それで仲良くなって内定もらったわ」


というような話が聞こえてきました。


おそらく、内定が決まったのは彼と社長が同じ高校だったことだけが要因ではないでしょう。

しかし、それが一つの判断要因になったのは確かだと思います。


自分と同じ高校だからなんだか情が湧いた、

自分と同じ出身校の彼がこの会社に来たのは

もしかしたらある種の運命かもしれない、


そんな感情をその社長は持ったのでしょう。


実際、約17%の人が卒業後に出身校のおかげで

何か得をしたことがあるそうです。


ではなぜ、人々は愛校心を持つのでしょうか。


その理由は日本人の帰属意識の強さによるものだと考えられます。


日本人は他の国の人々に比べ、帰属意識が強いとされています。

島国で、移民も少なく、基本的に皆同じ言語で話すことで、帰属意識は長い時間をかけて培われてきたのかもしれません。


それによって日本人の根底にできた帰属意識が

日本人の愛郷心や愛校心を高めてきたのだと思います。


今は個人個人のスキルが重要視される時代だと言われています。


しかし、その時代の中でもこの就活生のように、

出身校で得をする人がいないわけではないでしょう。


それを否定するわけではありませんが、

私は、そのようなラッキーがなくても

周りと戦っていけるような就活生になりたいなと、

彼らの話を聞きながら、ぼんやりと考えていました。


と言っても私の出身高校は、

愛校心がかなり強めの高校なんですが。

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