建築のすべてを経験する

あきばこ家副代表の広瀬です!
現在近畿大学建築学部4年生であきばこ家には1年生の頃から参加しています。

僕は4年間あきばこ家に参加したことで建築やまちに対する考え方が変わりました。
大学に入学した当初は建築について一つの建物を設計して工事して建てるだけ、まちは建物が集まっているだけといった印象しか持っていませんでした。

あきばこ家では空き家改修を中心にまちづくりを行います。改修ではその計画、設計、施工
そしてその後の運営、活用を通してまちづくりについて触れることができます。

あきばこ家が最初に改修し、現在もメインで運営を行う「ながせのながや」は地域サロン兼シェアハウスになっています。地域サロンは地域の人たちの交流拠点になるようレンタルスペースとして貸し出しを行ったり、その利用者と協力した学生によるイベントを行っています。シェアハウスの運営も学生が行い、その住人募集や管理を行っています。

実際に工事に参加してみたり、運営に携わりイベントなど行ううちに、一つの建物には多様な人たちが関わっていること、その人のつながりがまちを作っていることに気付きました。
そうした活動を通し、大工さん、市役所の方、地域のお年寄りや主婦の方、商店街の方々と学生のうちに関わることができたことで色んな目線を持つことができたことは大きな財産になっています。

今年で自分は卒業ですが、学生がまちに関わることが今後も全国で増えたらいいなと思います!