リッチマン、プアウーマン

こんにちは!
最近、『リッチマン、プアウーマン』にドはまりしている川上慶です。
このドラマほんとにおもしろいですよね~笑

知らない方にあらすじを簡単に説明すると、、、
時価総額3000億円のITベンチャー会社の社長日向徹(小栗旬)と、驚異的な記憶力を持ち、東京大学4年生だが、7月になっても内定が一つも取れていない澤木千尋(石原さとみ)のシンデレラストーリー。
二人の恋愛シーンもなかなかにキュンキュンして面白いのですが、僕が好きなのは、副社長である朝比奈恒介(井浦新)のリアルな心情。

トップには、名声・実力のある圧倒的なナンバー1(日向徹)がいて、どうやっても勝てない。そして、周りからは所詮ナンバー1になれる器ではない、とみられ永遠のナンバー2(朝比奈恒介)。

日向徹という圧倒的な存在があるから、朝比奈自身はまともにやっても勝ち目がない。
妹や社員から「よく出来たNo.2」だとか「臆病者」だとか。
自分を認めてもらえないようなことを言われるたびに、欲とジェラシーが刺激される。
それが憎しみに変わり、屈辱を味合わせたいという気持ちに変わっていくのです。

ナンバー2って、案外、野心を持った人が多いような気がします。


なぜこの話をしたかというと、
僕が「Bar Barcony」の副代表として事業に参画するからです。

『会社を潰すのはトップで、会社を伸ばすのはナンバー2の仕事』

こんな言葉を本かブログで見たことがあります。

僕自身、心にとめておきたいのは、組織の発展はナンバー2の影響が大きいってことです。

どんな時代でもどの大企業でも、目立つ人の裏には優秀な参謀がいた。といった話はよく聞きますし、事実だと思います。諸葛孔明とか真田幸村とか。

どんな組織だって、必ずしも組織、コミュニティである以上、リーダー・ナンバー1がいることは確定しています。そしてナンバー1の役割は、組織の理想の姿を考えることです。

しかし、理想を描いたからといって必ずしもその通りに行くかといわれても当然そんな訳ないと思います。
スタッフ一人一人の考えは違うわけだし、むしろトップのいうことを何でもかんでも「はい、わかりました」なんて言ってたら、むしろ僕は心配します。こいつ何も考えてないじゃん…って笑

僕たちの事業体Bar Barconyの代表は、正直言ってまだまだ頼りない部分も多いし、スタッフと連携とれていないなって感じることも多々あります。

でも、確固とした思いを持っていることは確かです。

そして、その思いをどうスタッフたちに伝えて実行に移してもらうか。
これが僕の役割だと再認識しました。


僕は、先ほど話したドラマの朝比奈のように、ぶっちゃけこれといった野望はありません。
乗っ取ろうとも思いません。
トップに対し、ジェラシーもありません。笑

そんな弱気でいいのか!と思われるかもしれませんが、それでいいのです。

僕は、中学校、高校とクラスの学級代表、サッカー部の部長をやらせていただきましたが、やっぱりチームをまとめるのは大変です。
副学級長とか副部長とかって結局何もしないんですよね。(ごめんなさい)
クラスメイトを整列させたり、部員の士気を上げるのだって、結局はトップの仕事。

これでクラスや部員がまとまっていたのは、それこそ先生だったり、顧問という圧倒的な存在があったから。

でも、僕たちはこれから自分たちだけで(先生とか顧問なしで)事業を立ち上げます。
もう中学生や高校生ではなく、立派な大人です。


この先、スタッフが増え、個々の意思、思い、最終的な目標がたくさん出てくると思います。
「Barって面白そうだからやってみよう」
「カクテル作るの好きだからやろう」
「お店を大きくしたい」とか。

現状でさえ、向いてる方向が個人単位で見たらバラバラなわけですが、なぜ一緒にいるのか?っていったら、
個人の目標だったり、やりたいことを達成するのに、その場所にいることが効率がいいって考えだったり、ゆうほ(代表)とだからやりたいっていう友情?的な部分など様々あるわけです。

僕は個々の想いがたくさんあったほうが個性があるお店になって、楽しそうだなと思います。
しかし、組織が理想に向かうためにはメンバーのやる行動が理想に対してある程度沿っていないとだめです。

Barconyの理想だったり想いをどうスタッフに伝え、実行に移してもらうか。 
これは、トップだけでは不可能です。

僕の役割は、
・代表の展望を誰よりも理解し、後押しする
・代表とメンバーとの思いのずれを認識し、そのずれを埋める


あとは、代表と僕の互いのリスペクトだと思います笑