趣味としての地学

はじめまして、高3のカンカンです。自己紹介として僕が普段どんなことをしているかを綴ります。(かなりの長文です...)

僕の趣味は地学です。これだけ聞くと、土と遊んで何が楽しいん?陰キャやんwとか勉強が趣味なんてキモいwみたいに思う人もいると思います。そんな人は時間があったら、この記事を最後まで読んでくれたら嬉しいです。もちろん、地学に少しでも興味がある人もぜひ読んでください。

~地学って何?~

地学って何するの?って話なんですが、簡単に言うと地球にわくわくするのが地学です。細かく分野を分けると、固体地球、地質、古生物、気象、海洋、天文と分かれます。それぞれの分野が何をするか気になる人はぜひ自分で調べてみてください。それぞれの分野は一見、離れた分野に見えますが地球を知りたいという一貫したテーマがあります。多角的な視点から同じテーマを深め合っていくという面白さがあります。では、なんで僕が地学なんかをしてるかというと、単純に楽しいから、好きだからってだけです。別に何かに役に立つからとか受験のためだとかではないです。だから、地学が嫌いだとか興味ないとかって人が多くいることには何も思いません。ただ、地学を好きでやってる"人"に対してはそこまで否定的なフィルターで見ないで欲しいです。ここまでの話は少し堅い話でごめんなさい、次は具体的に僕が何をしてるかを紹介します。

①地学オリンピック

僕が地学を趣味とするキッカケになったほとんどが地学オリンピックです。地学オリンピックは高校生以下を対象とした大会で、国内予選→本選→代表選抜→国際大会とマイナーですが意外と大きな大会です。(数オリとかはメジャーで羨ましい...) ただの自慢ですが前回の国際大会で筆記1位の人のスコアより、僕の練習のスコアが高かったりします。僕は高校時代に日本代表になって国際大会で金メダル🥇を取るのが目標でした。ただ、コロナウイルスの影響で国際大会(今年はロシア🇷🇺)が中止になって、僕の夢は終わりました。ただ、青春を全て地学オリンピックに注いだことは一切後悔してないです。スポーツと比べて、熱くなれないように思われがちですが実際はそうでもないです。本気で地学をやってる変人なんて日本にそういないから、自然と上位勢の狭いコミュニティが出来ていてお互いに教えあったり、たまには遊びに行ったり、それでも大会では死んでも負けたくないライバル同士として戦います。普通の模試や受験では名も知らない誰かとの戦いですが、地学オリンピックは明確に勝ちたい相手がいます。ここで出会えた仲間と今度は同じ大学で学びたいと思い、僕は大学に行こうと思えました。みんなが想像するガリ勉同士の戦いじゃなくて、もっと熱いものなんだなと思ってくれたら嬉しいです。

②巡検

巡検っていうのは実際に色々な地質を見に行って楽しむことです。1人で行っても楽しいんですが、地学が好きな友達と行くと有り得んぐらい楽しいです。去年のクリスマスは地学オリンピックで出来た友達と4人で一緒に泊まりで伊豆に巡検に行きました。下の場所でサンドスキーもしたりしました。

友達と行くと気になった地層について考察しあって自分の知識を教科書の内容だけじゃなく、もっと立体的なものにすることが出来ます。やっぱり、教科書で読んで理解したつもりになっていても、実物を見ると全然イメージが変わることもあって発見だらけです。好きな子とのデートでこの地層は~~なんだよって自慢できたら、女の子もイチコロですね。(責任は取りません)

③ミネショ

ミネショというのは鉱物や宝石のバザーみたいなもので、年に数回全国的に行われていますが、冬の池袋で開催されるのが日本最大規模です。こんな感じで本当に様々な鉱物が販売しています。

お小遣いは基本的に鉱物に溶かしてます。ここで綺麗な鉱物や珍しい鉱物をゲットして、友達に見せびらかしたりしてます。地学に興味がなくても、見てるだけで目が癒されるので一度行ってみてください!

~最後に~

地学を趣味にするとビルや水族館の石材だけで楽しめたり、珍しい雲の種類を見られるとちょっといい日になりそうかもとか思えたり、意外と身近なところでわくわく出来たりします。よかったら、みんなも地球にわくわくしてみてください。きっと、今までとは違った日常が見えると思います。