僕とBE Frontier。

BE Frontierでは先日新メンバー面接があって30人の応募者からみごと8人の新メンバーが選ばれ、新しい空気が流れ始めようとしている。

そこでBE Frontierの代表としてすこし団体について書いていきたいと思う。しかし僕を含めメンバーは、自分が偉い活動をしているなんて一切思っていない。イベント企画などは表面に過ぎず、もっと深いところで繋がっている。お互い心の奥底で求めていたものがどこか重なり、そしてここに集まっている。僕は特に、自分が設立したというのもありBE Frontierには魂につながりのようなものも感じる。ちょうど子を産んだ母がなんの疑いもせずに大変な子育てを頑張るのと同じで、自分も自然と団体を見守り愛を注いでる。

しかしこういう紹介の難しいところは別に僕はBE Frontierの活動や課外活動をしている自分をアピールしたいわけじゃないってところだ。楽しい方へ、心が弾む方へと走っていったら気付いたら素晴らしい団体になっていた。設立してから一年近く経つが、BE Frontierの真の価値がなんなのかわかるようでわからないのだ。自分にとっては深すぎるコミュニティである。

明らかに他の学生団体と違うのは活動の柔軟性である。別に特定の社会問題を解決するためでもないし、教育を変えようとしているわけでもない。僕たちの掲げる「理想の学校」という理念は、多種多様な背景や経験をもった中高生がBE Frontierという1つに集まって、互いに刺激し合う中で生まれる新しい価値観を大事にしようということだ。そしてその価値観から新しく何が創造されていくかなんて誰にもわからない。まあただ、わかりやすくするためにその創造を「イベント」という1つのアイデアに落とし込んで形としようとしている団体だ。

だから団体として大切なのは別にイベントをたくさん実行するわけでもなく人をたくさん集めるわけでもない。多様で個性あふれる中高生が全国からわざわざBE Frontierに集まって、その中でどんなことが生まれていくか。どんな関係を育めるか、ということである。

ただのイベントやりたい人たちや課外活動をしたい人たちの寄せ集めではないということをわかってほしい。なぜかみんな楽しんでて、でも楽しいだけじゃない熱いエネルギーがある。でもそのエネルギーの正体がなんなのかはわからない。

ラフだけど物事の本質を捉えてて熱い団体。

そんな僕たちの独特の空気に、イベントで触れて楽しんでくれてる全国の中高生の姿を見るのがたまらなく嬉しい。