「文理融合」から導かれるイノベーションを

本当の「文理融合」とは何でしょうか。
文理融合とは言っても、結局何の意味があるのでしょうか。
このような疑問を持つ人は多いでしょう。そして、
文理融合の概念を捨てても何も問題は無いんじゃ無いか。
この疑問を持つ人も多いでしょう。
答えは「Yes」だと思います。
文理融合は必須のことであると私は思いません。
ただ、私自身は文理融合を重視しています。それは、理系だけの分野だけで語ろうとすればするほど自分自身の視座を下げることになるからです。
私は理工学部に所属していますが、工学は単体で行われるものではなく、経済との関連性を持ちます。経済は「モノ」、「カネ」、「ヒト」という要素が循環しないと成立しないものだからです。

 このように、物事を関連付けて考えるためには理系だけ、文系だけの知識だけでなく、両者の知識が必要です。この関連性を見出すことがこの世の中では大切であるし、新たなシステムを構築することに繋がると考えています。我々の団体では、このような新たな発見、新たなシステムの開発を「イノベーション」であると考えています。新たなシステムは新たな経済循環を生むことになり、日本の国力向上に繋がると信じています。以上の理由から、我々は文理融合の先にイノベーションがあると思い、団体を立ち上げて活動を開始しました。

 私は団体の中で、技術的な面での先導をしています。その中で、商業的に、経済的にどのような効果があるか、ビジネスモデルなどを考えながら、人々に少しでも笑顔をもたらせる何かを模索しています。推進しているプロジェクト等の参加者が少しでも参加してよかった、知識(スキル)を身に付けられた、自分達のプロダクト利用者が生活が良くなったと笑顔で言ってくれる日を夢見て、活動を行っていきます。