3/26-31.4/1-3.4/3-5で2020春キャンプを創ってきました!
今回私は、全部で3本のキャンプに参加しました。
どのキャンプも、上手くいくことばかりではなく、時に立ち止まることもあったけれど、子どもたちともリーダー達とも想いを伝えあうことで、みんなと生きた時間が幸せだなと思える、とても楽しいキャンプでした!!
その中で、誰かのためには強くあることも大切だということを感じました。
今回は春キャンプを通して自分が感じたことについて書きたいと思います。
私は、周りのリーダーからも丁寧で優しいということを自分の強みとして挙げられるなかで、優しさだけでなく、時には相手を想うからこその強さも大切であること、そこが自分には足りないことを日頃から感じていました。
そんな中、春1本目、5泊6日のキャンプで、それを痛感する出来事がありました。
チームの子どもから、良い意味でも悪い意味でも「優しすぎる」と言われたのです。
純粋な子どもたちにも、自分がそう見えていること、そしてそれが良いところもあるけれど、優しすぎるだけではダメだということを突きつけられました。
自分は、注意をしたり、耳が痛いようなことでもちゃんと伝えることが苦手でした。それは、嫌われるかもしれないという怖さが自分の中にあったからだと思います。
でも、チームの子どもたちは、私に伝えてくれたように、自分が望む言葉だけじゃなく、自分を想うからこそ正直な気持ちを伝えてくれました。
チームみんなで心を一つに頑張るプログラムの時間。
子どもたちからも、リーダーとしてじゃなく、同じチームの一員として「もっとみんなの声を聞いてほしい。みんなのために熱く引っ張ってくれることは嬉しいけれど、もっとみんなで一緒に進みたい。」ということを伝えてくれました。
子どもたちのそんな姿を見て、自分も相手を想うからこそ、逃げずに向き合って伝える強さを持ちたいと思いました。
そうして、1本目で悔しかったことを、次で克服してやる!と挑んだ2本目のキャンプ。
ここでは、相手を想い、強く自分をもって伝えることができました。
途中で一人の子に元気がなく、子どもたちも心配している場面があり、色々聞いてみましたが、最初はなかなか話してくれませんでした。
その時のチームは3人の友達同士と、2人の友達同士からなるチームでしたが、初日から肩を組んで「チームだ!友達だ!」と言い合える、仲の良いチームでした。
だからこそ、このままで終わるのは自分もチームのみんなも絶対に嫌だと思い、自分の想いを伝えてその子に向き合いました。
「今まで、このみんなとチームのみんなになれて良かった!ってみんなと楽しみながら頑張ってくれて嬉しかった。
あとみんなと過ごせるのは少し、キャンプが終わったら会えない友だちもいる。
だから自分は、最後までみんなで笑ってバイバイしたい。
そのためにも、何があったのか教えてほしい。」
そう伝えると、
「みんながチームになって新しく仲良くなった友だちと楽しそうにしていて、一人になった気分だった。」と話してくれました。
その子が素直に話してくれた時は、自分の想いが届いた!と、とても嬉しい気持ちになりました。
それからは、チームのみんなで話して、またみんなで楽しく過ごすことができ、あの時諦めずに伝えて本当に良かったなと思います。
自分自身も、逃げずに想いをちゃんと伝えることができるようになってきたなと自信を持つことができました。
そして、3本目のキャンプでは、リーダー同士にも自分の想いを伝える難しさを感じました。
自分は、今に満足せず、もっとこうしてほしいということ伝えることが苦手です。
でも、先を見て今を評価し、リーダー一人一人が良い顔でやりきれるためには、こうしたい、こうしてほしいということも勇気を出して伝えることが大切だなと感じました。
自分が真っ直ぐに伝えることで、より良く変わるのを感じられた時は、すごくいいなと思うことができました。
また、悩んでるチームがある時、どこまで他のリーダーにも伝えていいのか分からず、はっきりと伝えられないことがありました。
そんな時、「そのことを分かっているのは私たちだけ。もっとみんなで創るには、みんなで共有して、手を取り合って進んでいくことが大事じゃない?」と伝えてくれる人がいて、気づくことができました。
それがあったから、その後も、私だから伝えられるそれぞれのチームのこと、それぞれのチームリーダーの想いを伝えて、全員で創ったなと思うことができました。
誰かのために、想いを届けるためにもっと強くありたい。そう感じた春キャンプでした。