私にとってFUMIDASU 2020とは。

こんにちは!

この度は学生団体FUMIDASUのページをご覧くださりありがとうございます。

今年度で所属して2年目になる林 希菜里です。

私がこの団体に出会ったのは大学1年生の6月です。日本語教員養成課程での授業内で宣伝していた先輩が配っていたチラシを手に取り、見学に行って入団を決意しました。今思えば、出会いは本当にただの偶然にすぎません。しかし、私にとってFUMIDASUは、そしてカンボジアでの運動会は、人生が変わったと言っても過言ではない最高の場所となりました。

本番はたった数時間しかない運動会。私たちはこの数時間を、子供たちの人生に残る”幸せ溢れる時空間”にするために全員全力で取り組んでいます。

私にとってFUMIDASU最大の魅力はこの『時空間』というワードです。この言葉だけではパッとしない方もたくさんいるかと思います。ですが、自身の子ども時代を振り返ってみてください。時間がたってもなお、色あせることのないキラキラした瞬間は誰しもひとつはあるのではないでしょうか?

この、物資支援では決して成すことのできない『時空間』を届けることが私たちの目的です。体育の授業を知らないカンボジアの子どもたちに全力で動いて、全力で笑う最高の1日を過ごしてほしい、と考えています。子供たちが成長して、ふとした瞬間に思い出せるようなワクワクに満ちた運動会にしたいです。

今世界は、ウイルスという目に見えない敵と戦うことになりました。子供たちのキラキラした笑顔を見た昨年の夏、こんな日々が来ることを予想していた人は誰もいなかったことだと思います。どうか今年もカンボジアで運動会を行いたいと願うばかりです。命の尊さを、当たり前なんてないということを改めて痛感しています。

私の中でたくさんの気持ちが混ざり、矛盾だらけの複雑な感情ですが、こんな今だからこそ2020年の私たちの活動をより充実させたいです。こんな時こそ、世界中が笑顔になるように。言葉で伝えるほど簡単なことはありませんが、私たちの活動が、たとえ微力でもその一部となるよう精一杯取り組んでいきたいです。

私たちにもできることを見つけて、今年はさらにパワーアップしたFUMIDASUをお届けできるよう頑張ります!!

読んでくださりありがとうございました😊

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