フェアトレード✖️SDGs

20159月、国連サミットにおいて「持続可能な開発のための2030アジェンダ」が採択され、2016年から2030年までの国際目標として、17の目標と169のターゲットからなる「持続可能な開発目標(SDGsSustainable Development Goals)」が掲げられました。地球上で誰一人として取り残さないこと(leave no one behind)を誓い、発展途上国のみならず、先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)な目標として、政府や企業も積極的に取り組んでいます。

これを受けて、国際フェアトレードラベル機構(Fairtrade International)は、20163月に欧州委員会の戦略的パートナーに選出され、欧州各国におけるSDGs達成に寄与しています。フェアトレードは、開発途上国で暮らす人々の生活や労働状況を改善し、人々が自立することで貧困から脱却することを目指していますが、国際フェアトレード認証基準の中では、公正な価格による取引にとどまらず、長期的で安定した取引の促進、生産者の組織化によるコミュニティ開発、自然環境に配慮した農法による環境保全など、持続可能な未来のためのあらゆる取り組みが推進されています。

わかちあいプロジェクト参照