「スクラム」という秩序!

新1年生のみなさんこんにちは!

法学部政治学科 新3年の齊藤拓未です。

タイトルで新入生を置き去りにしているように思いますが、今回はスクラムについて軽く説明したいと思います。

そもそもスクラムというものについてはワールドラグビーの競技規定において以下のように説明がされています。

スクラムの目的は、軽度の反則や競技の中断があった後に、ボール獲得のための争奪でプレーを再開することである。

各チームとも、フロントローにプロップ2名、フッカー1名、セカンドローにロック2名がいなくてはならない。最後に各チームのバックロープレーヤー3名が入りスクラムが完成する。  

私はフロントローの一人、PR(プロップ)をやっています。

フロントローの3名は専門職として扱われていて、試合ではフロントローとしてスクラムを練習した人しかフロントローを務めることができません。
これはフロントローの3名にはスクラムが両チーム合わせて16人で組む密集のため、正しく組まないと危険が及ぶからです。😣

スクラムは両チームお互いに自立している必要がありますが、故意に崩してしまうと「コラプシング」というペナルティになってしまいます。そこで、何とかして相手のペナルティを誘おうと駆け引きが行われています。

しかし、その行為がレフリーにばれてスクラムが崩れてしまうと自分がペナルティを受けてしまうことになります。😱

スクラムは外見からは見ることができないペナルティをめぐる駆け引きがその中で行われ、それと同時に相手と味方とでお互いに“崩してはいけない”という一種のジレンマに陥ることになります。これがスクラムの秩序になっていると私は考えています。

スクラムは、味方のフォワードの全員で一枚岩となり、ボールを奪い合います。相手に押された時にはすごく悔しいですが、逆に押し返して相手のペナルティとなった時にはフォワード全員で喜び、チームの士気を上げるものとなるため精神的にも重要な意味を持つものとなります。🤩

ラグビー若しくはスクラムに興味を持った新入生の皆さん!
部員一同、お待ちしていますので、ぜひグランドに足を運んでみてください!!

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