リーグ戦への想い




昨年、初めて出場させてもらったリーグ戦。不安や緊張でおどおどした動きしかできなかったことを覚えています。先輩たちの指示を聞いてはそれに従って動く弱々しい操り人形のような私は、リーグ戦を通して胸を張って成長したと言えることがひとつもなく、悔しさを感じていました。

そんな悔しさや、4年生が引退してしまったことなどによる不安を抱えて始まった23チーム。私にも後輩ができ、技術も務めさせていただくことになりました。


​この少人数で戦わなければいけない、という事実突きつけられたとき、情けないことに私は、2部昇格という目標達成は不可能なのではないかという考えが頭によぎってしまいました。
しかし、技術という役職を務めてチームと向き合う時間が増えた今、この武蔵で戦うためにどんなスキルや練習が必要なのか考える面白さも分かってきました。
少人数だからこそ、一人一人が自分と向き合い、仲間と向き合い、チームと向き合うことができるのだと思います。一人の成長がチームの大きな強さに変わると思います。

昨年DFしかやってこなかった自分ですが、今年はMFもやらせていただくようになりました。ひそかに抱いていた、なぎさんみたいなMFになる、という目標に1歩近づいたような気がして、自分の中ではとても燃えていました。
でもやっぱりボールを持ったらパスを探してしまうしゴールに向かおうとしないし、、、で力強い攻めのプレーができないことが自分の弱みです。

しかし、今年の自分は昨年とは違います。
できないことに目を向けすぎるのではなく、自分のどんなに小さな成長も大げさに捉えるようにしました。
グラボ一発で取れた!クリア運べた!インターできた!
など、自分を心の中で褒めて、明るい気持ちで楽しくラクロスをすることが、チームにとって最も良いことだと考えられるようになりました。

下手だしできないこと多すぎるしでモヤモヤしても、どんな練習すれば上手くなるのかを考えるようにしたら、自分の伸びしろにワクワクします。

​この少ない人数だからこそ、
一人の暗い気持ちはすぐに伝染します。
それと裏返しで、明るい気持ちもすぐに伝染します。

一人の気持ちの変化が、
仲間の成長を助けるかもしれない。
次の試合展開を大きく左右するかもしれない。

だから、4Qの最後まで走りきるには、
​チーム全員が最後まで同じ気持ちでいることが必要だと思います。
1人が下を向いたら、他の仲間が上を向かせればいい。
今の武蔵だからこそできることです。


「心からやり切って誇れる自分になる、そして最後にみんなで笑い合う」

ビジョンに掲げたように、
ミスしても、できないことがたくさんあってもいい。
どんなに小さいことでも、自分の中で成長したと思えることがひとつでも胸を張って言えるように、死ぬ気でグラボに寄って、今の自分の120%を出し切れるようなリーグ戦にします。

そして私はチームみんなのキラッキラの笑顔が見たい!
全力でラクロスを楽しんで、全員で最後まで走りきろう!



リーグ戦まで限られた練習回数を大切に、
支えてくれる人々への感謝の気持ちを忘れずに、
リーグ当日まで成長し続けます。
本番では、日頃の感謝を結果でお返しできるように、今の全力を出し切ろうと思います。
応援よろしくお願い致します。


最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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