第二弾となるPolaris IIでは、国境なき医師団 白川優子様、フリーランス・エイドワーカー 高遠菜穂子様、キルギス在住 フリーランス開発コンサルタント 元JICA・国連職員 二瓶直樹様の御三方をお招きし、「未来につなげる国際協力の形」をテーマに開催しました。
現在の国際協力の形や在り方に至るまでには、どのような背景があるのか。
国際協力の様々な組織・立場(国連、NGO、フリーランス)で活躍されている方を一同に招き、多様な価値観や考え方をもとに過去と現在の支援の在り方を比較して、現在の国際協力の形を再考する。そして、未来に向けての国際協力・持続可能な開発の形を多角的に模索し、そのアイデアを発信する。
国際協力が注目されるようになった現代。
少しずつではありますが、過去よりも私たちは国際社会に潜む様々な問題に目を向けられるようになりました。そして過去よりも、人々の権利回復や国際平和が叫ばれ、それらを実現しようと動く社会の存在を感じています。
そんな現代で今もなお国際協力の最前線に携わる方々の国際協力に対するリアルな考え方を知り、伝えたい。
過去と比較し、今の国際協力の形に至るまでの過程と今の国際協力の実情をもう一度考える。
そして、これからの国際協力はどうなるのか、あるいはどうあるべきか。今回も様々な活動レベルで国際協力に注力し、活躍される方々のお話をお聞きして、その多様な考えをもとに国際協力の将来の姿を多角的に模索していきたいと考えております。未来を担う学生に、国際協力というものをイメージだけにとどまらせず、より現実的な側面から身近に考えてもらうことを趣旨として開催しました。
私たちの願いは、夜空に瞬く Polaris(北極星)のように、このイベントが来てくださった学生の一つの指針となることです。