こんにちは、日和です。
日和には、経験を問わず、日本文化をもっと世界に広めたい!という強い意志の持ったメンバーが集まっています。
日本には四季があり、歴史があり、独自の文化の発達があります。その中にはもちろん<i>歌舞伎</i>や能楽などの伝統芸能や漆器や焼き物などの伝統工芸品、お祭りなどがあります。これらは日本国外には見られないものが多く、日本は「日本にしかない魅力」の詰まった美しい国です。また最近ではアニメや漫画などのポップカルチャーも海外で人気を爆発させています。
そんな、魅力の詰まった国をもっと知ってもらいたい、日本を好きな人をもっと増やしたい、と思いこの団体を立ち上げました。
しかし、そんな私たちが密かに日々感じていることがあります。それは日本の伝統への若者の関心です。特に私たちの住んでいる東京では、
学校行事として歌舞伎や能楽を鑑賞するという機会が与えられているものの、私たちの周りでは無関心な人が多く、中には寝ている人もいた、というのが現実です。
日本では歌舞伎や寄席などを見に行く若者が少なくなってきています。その理由として、自分の周りの十代に聞いてみたところ、
・固いイメージがあり関わりづらい
・難しいそうだから理解できない
・盛り上がりがない
などの意見が出てきました。
これらの中には、実際に体験すれば解決するものもありますが、たしかに内容が現代には沿わず、難しいものもあるのが現実です。しかし、大半のものは恋愛や親子関係、兄弟喧嘩などいつの時代も変わらない問題がテーマのものです。それらを理解すれば、これらの堅苦しいというイメージも少しは和らぐのではないかと考えています。
これらの悲しい事実を変えたいと思い、国外への発信のみならず、まずは自分の周りにいる日本の若者たちにも魅力を知ってもらおう、となりました。
「文化」とは、環境や時代に沿ってどんどんと変化を遂げるものであり、
その多くは目に見えないものだと思います。そのため、日和の目標である「文化を広めたい」という意志の成果も、目にして確認することはとても難しいと感じました。そこで私たちは、目標を次のような社会にすること、に設定しました。
・日本人のほとんどが一度はの日本の伝統文化を体験したことのある社会
・日本人のほとんどが1人ひとつは和服に沿った持ち物を持っている社会
・日本人のほとんどが母国の伝統文化を自分の言葉にできる社会
これらが全て自分たちの目で確認することができなくても、自国の文化を尊重する風習を作っていきたいと考えています。
また、国外においては
・正しい日本を知ってもらう
・異国の文化も受け入れられる日本人になる
というメンバー個々の目標も含まれています。
これらの目標を達成するために、私たちは次のような企画を中心に活動しようと考えています。
まだまだ未熟な私たちですが、日本の次世代を担うことを自覚し、これからも活動に精進して参ります。どうぞ引き続き長い目でお見守りくださいますよう、心よりお願い申し上げます。