【受験の失敗①】(私を構成する失敗たち)

※写真は私の志望校であり、母校です。

私は人生で受験に2度失敗しました。

かなり悲惨なものだったのでみなさんに伝えたいと思います。
長いので、2部に分けて投稿します。


なにか得意な事で成績を残される方は推薦という選択肢があったかもしれません。

しかし、私には日本でイチバンの特技がある訳もなく…普通に勉強と部活をして、普通にペーパー受験をしました。


そうですね、中学は近くの公立に行ったので、受験の経験は高校受験と大学受験の2回です。

今回は中学生の時の失敗談をしようと思います。

中学生の頃は1年生から真面目に勉強と部活をして、テストの点数も90点後半か100点をバンバンとるような子でした。


学期末に返却される成績表は5段階評価でした。中学3年間で3をとったのは美術と苦手なな国語それぞれ1回ずつくらいです。
それ以外は大半が最高評価の5で、ちらほら4がつくくらいでした。

つまり私は優等生でした。

私は中学生1年生の頃からトップの高校に合格したいと親に言っていたので学習塾に通わせてもらっていました。
巷では「天才」と呼ばれる人達と一緒に勉強して、一緒の高校を目指しました。

その目指した高校というのは、まあ、地元で最高レベルの高校で、その高校は演劇的なクラスと普通のクラスと、自然科学に特化した理数科目がめちゃくちゃできるクラスがありした。そのめちゃくちゃできるすごいクラスは正直偏差値でいうと塾のテストで60後半あっても受からない人がいるほどです。

その天才理系クラスの魅力はなんと言っても受験の実績でした。毎年東大に行く人がちらほらいるのと、関西圏有名大学の京都大学、大阪大学、神戸大学の合格者数の割合が非常に高いんです。
進学校ならぬ進学クラスでした。

私のホンネをいうと、
高校受験の時点で、有名大学に入学できる可能性を高くして、実際に目指して、自分がやりたいことができる環境を選びたいと思ってたんですよ。一応、夢があったので、笑笑


でも遂に苦しい時期が来ました。


中学3年生の夏です。


塾で、志望校を目指して集まった天才との差が浮き彫りになってきました。
天才がそれぞれ、本格的に勉強を始めたのです。私はそれまでコツコツ勉強してきました。差が出ても頑張って努力していればいつかは、ぐんっと伸びる日が来る。そう信じて毎日学校が終わると自習室にこもって、勉強していました。
もちろん塾が閉まる直前までずーっと勉強していました。


しかし、いつになっても塾の廊下に掲載されている模試ランキングには名前がありませんでした。点数や結果が悪いと名前を隠すという習慣があったからでした。
すごくすごく悔しかったですし、正直受験の2か月前には自分は頑張っても多分、落ちるだろうなと薄々感じていました。


そこで諦めていれば良かったかも知れません。
諦めて後悔するのが怖かったんです。
天才に、あれ?どうしたん?って声をかけられるのが嫌だったんです。
もし、頑張って勉強していたら合格したかもしれない。諦めなければよかったと思うのも嫌だと思っていました。

そして、受験の日がやってきました。
かなりゴリゴリに勉強してきたので、
なんと、知っている英文の問題が出てきたのです!!!

内容は覚えていたものの、問題は解けませんでした。
チャンスを逃しました。

数学は計算が合わないし、理科もなんとなく自信がない感じ。
とにかく何もかもがボロボロでした。
「ダメだこりゃ……」


その日の筆記テストが終わった瞬間から高校に入って数ヶ月はあいまいな記憶しか残っていません。

ひとつ、確実に覚えてることがあります。

自分は、塾代を払わせ、結果につながらなかった親不孝な子供だと思ったことです。

今日はこの辺で終わりです。
いかがでしたか?

たくさんの失敗があったから今の私がいるのです(笑)
私を構成する失敗について、またつづきをお話しさせていただきますね。