挑戦することは、等しく素晴らしいものか。

会長です。瀬川です。
今日は、少しばかり真面目な話をします。


ところで皆さんは、何か新しいことを思いついたり、何か考え事をする時は、どういったシチュエーションでしょうか。
ボーっとしている時、寝る前の時、はたまたトイレの時だって人もいるかもしれません。
僕が何か新しいことを思いつく時は、大概 お風呂の時間 です。
それも湯船に浸かっている時ではなく、シャワーを浴びている時です。
僕は1年中シャワー人間なので。  
それはまぁ置いといて、、、

今日のお話もシャワーを浴びている時に考えていたことです。
何を考えていたかというと… 挑戦 についてです。

何かに挑戦する。
とても素晴らしいことだと思います。
怠惰に時を過ごしている人に比べ、常に何かに挑戦している人の方が魅力的に見えるでしょう。
ですが、何かに挑戦をしていることは等しく全て素晴らしいものなのでしょうか

先にも述べた通り、挑戦することは素晴らしいことです。
ですが、
成長のない挑戦は、素晴らしいと言えるのか



小学生や中学生の時、何か新しいことに挑戦してみたら、褒められたという経験は皆さんあるのではないでしょうか。
なぜ挑戦するだけで褒められたのか。
それは、結果がどうであれ、勇気ある姿勢を見せたことを評価されるからです。

では、高校生や大学生になるとどうでしょう。
学年が増すにつれ、知識や経験が増えていきます。
そこで私達は失敗という経験から学ぶことを身に付けていきます。

そして、社会人になる。

そういえば、 【大学生のうちにしておくべきこと〇選!!!】でよく目にするワードで
『失敗をする』というものがありますよね。

やはり失敗をするということは大切みたいです。
でもそれは、ただ失敗をすることが大切なのでしょうか。
私はそうは思いません。
失敗をして、そこから学び、改善して成長することが重要なのでないか、と私は思います。

何が言いたいのかというと、
『大学生の間は、ただ挑戦するだけではなく、
【挑戦⇒改善⇒挑戦】という1つのサイクルで頑張ることが大切だ』

ということです。

なぜそこまで大切なのか。
例を出して考えてみましょう。

成人になり、社会人になり、会社に勤めると、必ず挑戦する場面が来ます。
そんな時に、上司から託された仕事を
『失敗しちゃったけど、挑戦はしたんです!!!』
って言ったら、どうなりますか。
後輩想いの面倒見の良い上司なら笑って許してくれるでしょう。
(まぁ、そこで怒ってくれない上司は果たして良い上司なのかと僕は思いますけど…)
しかし、そこで挑戦したことに満足して、結果にこだわらない部下だったら、
あなたならどうしますか?
私なら切ります。
というか確実に切られるでしょう。
組織にとって利益のない、成長しない人材なんて不必要なのですから。
挑戦をしたいだけなら、起業でもして他所でやればいいんです。
誰にも迷惑がかからないから、いくらでも失敗できるんです。

なんで大切なのかはもう明らかですよね。
大人になるにつれて、責任というものがついてきます。
失敗をすると、周りの人も巻き込むからです。
それは大学生の学生団体であってもそうです。

ここではき違えて欲しくないのが、
失敗をするな、と言いたいのではありません。
失敗をして、たとえ耳を塞ぎたくなるようなフィードバックであったとしても、
それが周りからの評価なのだからと、真摯に受け止め、改善をする。
これが大切なのではないでしょうか。

そしてその経験をたくさんするのが、大学生なのではないでしょうか。

少なくとも僕はそう信じて、日々生きています。



最後まで読んで頂き、ありがとうございました。