「インターバル10本」
高校生の頃、練習メニューに書かれたこの文字は私たち女子バスケ部の地獄の始まりを表していた。
外練の時、どれだけ雨が降るのを願ったかわからない。どっかから隕石落ちてこないかなって本気で考えたりもしてた。そのくらい嫌だった。
もちろん隕石なんか落ちてくるはずもなく、私たちは必死になって走るしかなかった。
でも、苦しくても頑張ったことって必ず力と自信になっていて、それが試合で発揮されてた。
当時は、その力が発揮されるのは試合だけだと思ってたけど、そうじゃないなって最近は思う。
インターバルを頑張って走ったから…とかじゃなくて、なんていうか、あそこまで全力で部活を頑張れたんだから私は多少のことがあっても大丈夫だ!って思える。
10年間のバスケ生活の中では、嬉しいことよりもしんどいことの方が多かった気がするけど、その分ちゃんと自分の力になってくれている。
この記事すき、めっちゃわかる