大学に入って色んな経験をしました。
例えば、アメリカの小学校で先生やったり、インドに浄水器設置したり、カンボジアに小学校建てたり、またアメリカに戻って3つ星ホテルのキッチンで働いたりしましたね。
地元に帰ると「日に焼けすぎ」だの「なんでそんな色んなことで変なことしてんの?」と笑われたりします。僕がこんだけ色んな経験をする理由は、僕の中に2つあります。
一つ目は子どもと自分にとっての「生きた教科書」になるため。
自分の経験を話すと目をキラキラさせて話を聞く子ども達が地元にいます。
しかも来年から、順調に進めば、僕は夢だった小学校の先生になります。僕の話す言葉は、例え記憶に残っていなくても、子ども達一人ひとりが色んなものに興味を持つきっかけになってくれたらいいなぁ、と思っています。
そしてきっとこれから先に色んな苦労を自分もすると思いますが、そんな時に自分の経験が生きてくるし、その思い出がきっと力をくれると思います。
そして二つ目は、経験をすることで「人に優しくなれる」と思うからです。
カンボジアでヘルメット被ってレンガ積んでたら、工事のおじちゃんに親近感を抱き始めました。
アメリカで8カ国の人とトマトを切って、かったい冷凍アイスをほじくる毎日を送っていたら、街中で見かける外国人が困っていることを想像できるようになりました。
前の記事に「想像力は思いやり」だと書きましたが、想像力の源はやっぱり経験だと僕は勝手に思っています。
工事のおじちゃんに私も恋しました