第1の大学生活(1回生4月~1回生9月)

入学式帰り、大量のビラを見ている中で目に留まったのは「ボランティア」でした。大半のサークルのみは大学生が大学生の中で活動していますが、社会の中で活動を行っているボランティアが当時、僕の興味の中心にありました。今僕がいるIVUSAの他にもう1つ、僕が面白そうだと思った団体があったのです。ミャンマーに図書館を作り、教育支援をするという団体でした。
新入生は大抵、DMなりを送って活動見学に行くものなんですが、ビラにミーティング場所が書いてあったのをいいことに、(大学非加盟で、結構他の大学の人もいました)当時の僕は梅田のフリースペースまでアポなしで乗り込みました(笑)
前の投稿にも書いた通り、できて2年目で組閣もノウハウもほぼ作られていない中でかつ、半数が1回生だったのでめちゃくちゃ色んなことを提案しました。新入生なのに新歓合宿を企画したり、入会1か月目で外部の人向けに活動紹介をしたり、現地の子どもたちに届ける絵本作りのイベントを1回生主体で開催したりしました。どれもこれもめっちゃ刺激的でした。研修のしくみなんてもちろんないですがその分、すぐに実践に取り掛かれて仕事を任せてもらえました。(会計のルールもなかったので、イベントに使う用具も先輩の誰か1人がいいと言ったら買ってよかったです)
その分、えげつないトラブルもありました。募金をするにしても統括者(そもそもそんな概念自体なかったですが)がいなくお金の管理方法でアタフタなんて日常茶飯事、ミーティング改革を1回生がやって当時の代表と丸1か月大揉めしたり、絵本作りイベントも当日、後の西日本豪雨の時期だったので大幅に参加者が減り、しかも来れなくなった人が大事な装備を持っていたという大惨事、ストレス耐性のなかった当時の僕は、やけくそになって打ち上げをドタキャンしました(これはさすがによくないですが)
国際ボランティアといっても、日本でも挑戦できることはたくさんありましたし、みんなと本気になれる場所でしたし、当時の協賛企業の方には今でも就活の相談に乗ってもらったりしています。
ですが、そんな素晴らしい団体をミャンマーに1度も行くことなくやめてしまうことになるのでした。それには僕が幼いころから抱えている、不思議な価値観が影響していたのです(第2の大学生活 に続く)