皆さんの悪いところって何ですか??
私の悪いところ。
それは、思い立ったら突っ走って周りが見えなくなるところ。
自覚してるのに、やっぱり失敗繰り返しちゃうんですよね。あ、それも悪いところだ(笑)
そんな私の悪いところのお話。
前々回の記事でバイト先のことを少し書きました。その内容のきっかけになったエピソードです。
先日、バイト先のキッチンに新しく入ったお兄さんが誕生日でした。(新人お兄さんと呼ぶことにします) そのことをキッチンのお兄さん(前々回の記事のお兄さんのこと)が私に教えてくれたんです。
誕生日祝いたがりの私はピッコーン!!
「営業後にミュージシャンにバースデーソング演奏してもらおう〜!」
ミュージシャンにカタコトの英語でお願いをして、営業が終わるのを待ちます。お客さんがみんな帰ったので閉め作業が始まりました。
私は閉め作業をしつつ、すぐ帰ってしまうミュージシャンを引き止め、閉め作業が終わってお喋りしているキッチンを覗いてキッチンのお兄さんに合図を求めます。
OKが出たので、演奏を始めてもらい、新人お兄さんをホールに呼びました。
「Happy Birthday!おめでとうございます〜!」
ピアノの演奏と私たちホールスタッフの手拍子でぱちぱちぱち〜!!!
新人お兄さんも照れくさそうにありがとうございますと言って、すぐにキッチンに戻って行きました。
喜んでもらえたし私も嬉しい!やっぱ誕生日って素敵!!満足!!!
のはずでした。
冒頭覚えていますか?
私の悪いところの話。
思い立ったら突っ走って周りが見えなくなるところ。
まさにそれをやらかしてしまったんです。
誕生日をお祝いしてキッチンが帰ったあと、ソムリエのおじさんにこう言われました。
「誕生日を祝おうというあなたの気持ちも行動もとても良いことだよ。でもね、新人お兄さんはまだ入ったばかりで怒られてばかりだから、毎日キッチンのみんなが営業後も残って彼に教えていてね。さっきのお祝いしたタイミングも指導中だったんだよ。キッチンの先輩たちからしたら、時間とって教えてるのに誕生日だからって遮るのかよって思われてしまうかもしれないよね。せっかく良いことしてるのに悪いことを生んでしまうかもしれないから、人間関係やタイミングもちょっと考えてあげよう。」
確かに、演奏して拍手してるときも、キッチンの他の人たちは一切ホールに出てこなかったし、一緒にお祝いもしていなかったんです。あとから思い返せば、キッチンは変な雰囲気だった気がします。
次から気をつければいいことです、が、ちっぽけなことに見えるかもしれません、が、
誕生日を祝いたかった私は、お祝いもできて喜んでももらえて満足していたんです。
でも、その裏に、私が一番苦手な人間関係のこじれを作っていたかもしれないんです。
私は自己満足をしている裏で、自分の一番苦手なことを人に与えていたんです。
最悪じゃないですか私。最も悪いと書いて最悪です。そう最悪だったんです!!!
とっっっても反省しました。それに気づかされてから半泣きで閉め作業をしました。また思い立って突っ走って周り見えなくなってたなぁと。
帰り道、唯一連絡できるキッチンのお兄さんにごめんなさいLINEをしました。すると電話をくれました。もう涙止まりませんでした。(あ、泣き虫?^_^)
「確かにタイミングは良かったとは言えないけど、GOサイン出した俺も悪いし、そんな気にしなくて平気だよ。むしろあのタイミングじゃなかったら出来なかったと思うしね。彼も新人でまだ不慣れだからこそ絶対嬉しかったと思うし、喜ばせたいっていうつちやちゃんの気持ちや行動は絶対捨てちゃダメだよ。」
わーわーわー長所は伸ばすべきだけど、悪いところが出てしまったときはやっぱりズーン。
家に着いて、またお母さんにその話を一部始終するとまたまた涙目になってしまいました。本当に申し訳なさでいっぱいだったんです。
でもお母さんはこう言いました。
「やったじゃん!これでまた一歩成長したじゃん。」
あ、失敗が成長ってこういうことなんだと改めて感じた夜でした。このショゲは何日か引きずりましたが、とっても学びが多かったです。
それに、この一件で、普段気にしいで周囲見る私が、周りが見えなくなるほど、人を喜ばせたいっていう気持ちが何よりも勝つんだ!ということにも気づきました。
それにそれに、こんなときにも、ソムリエのおじさんのように、伝えづらいことでもちゃんと伝えてくれる人がいて、慰めてくれる人がいて、褒めてくれる人がいるんです。
…あれら、これはポジティブすぎかな?笑
自分の悪いところのエピソードも財産です☺︎
あ、画像はしょげてそうな写真です。
ちなつのお母さんの考え方すごく好き。
また一歩成長だぁ!
自慢で一生の憧れのひと🥰