僕は結構ラジオが好きで『オールナイトニッポン』という番組をよく聴いています。この番組は有名な芸人さんや歌手の方がパーソナリティを務めていて、僕はオードリーの二人の番組が特に好きで、結構聴きます。毎回笑ったり、そんな考え方もあるのかとすごく面白く聞いています。
ある時、若林さんが2019年のM-1に出ていた「ぺこぱ」の話をしていました。ぺこぱのあの漫才を見て、若林さんがリビングで一人で感動して涙が出たっていう話でした。どうしてだろう?って疑問に思いながら聞いていたら、その理由がすごく素敵でした。ツッコミと多様性って反対にある、という話。
例えば、すごい量を大食いしてる人がいたとしたら「アホか!だからそんなに太んねん!」という、これがツッコミですよね。でも、その反対に多様性を認めていくと、食べる量も体型も人それぞれだから、ツッコミというお笑いが窮屈になります。若林さんはそこにすごく悩みを抱えていたそうです。
そんな時に観たのが、M-1決勝のぺこぱの漫才でした。「だからそんなに太んねん!」ではなく、「いくら食べても、食べる量は人それぞれだ。悪くないだろう。」とツッコむのです。そこで新しい答えを貰ったような気分になったり、この2人は本当に心が優しいんだろうな、と思ったら笑いながら泣いていたそうです。
どんな時代も笑いは必要だと思います。でも、今はすごくその笑いが窮屈になってきたように思います。体を張るような企画は可哀想だと言われ、笑いにくくなってしまいます。
でも、愛のあるいじりならいいと思うんですよね。
時代によって変わるものと変わらないものを、どっちも大切にしていければなとすごく思いました。
p.s.霜降り明星にどハマり中。オススメだから見てね。
ぺことしもふの魅力は永遠に語れる