断る礼儀

(今回の話は、結構な賛否両論あると思います。多くの人にとっては暴論かもしれませんが間違ったことはしていない自信があるので是非読んでほしいです)


昨日、IVUSAで長いこと一緒にやってきた同期から山登りに誘われました。電話越しでも「行こう行こう」ってすごく楽しみなのが伝わってきました。

しかし、僕はコロナのずっと前からこういうレジャーを楽しめるタイプの人間ではありません。

中学2年以降は勉強優先で、学校の行事以外ではキャンプも旅行もほぼ行っておらず(それも嫌々でしたが笑)。大学でも資格の勉強などを逃げ場にそういう誘いはほとんど断ってました。受験が終わる頃には、これまでの価値観の延長線上で生きていきたい、という軸が出来上がっていました。

何度も断ってると、そのうち誘われなくなりました。クラス全員の打ち上げ会で、僕にだけ出欠の連絡すら来なかったことも複数回あります。でも、それで悲しさや劣等感を感じることはありませんでした。

さて、僕のバックボーンはこのくらいにして本題に戻ります

いつも通り勉強を言い訳にして断りましたがその後すぐ、「また余裕ある時に遊ぼうね!」と返信が来ました。

今まで感じたことのない罪悪感が沸き上がりました。

基本情報技術者試験まではまだ半年あり、1日休みを作ることは簡単です。でも、どうしても行きたくなかったです。また誘われても間違いなく断るでしょう。

それなのにあたかも「時間があれば行きたかった」みたいな言い訳、嘘を並べるのは失礼ではないか、相手はまた遊びに行ける日を楽しみにしてるのに

この件に限らず、こういう中途半端はあったと気づきました

僕は「遊びに行っても楽しめないし、もう誘わないで」と返信しました。これが僕の礼儀です。自己満足の「優しい嘘」でなあなあにすることはできませんでした。


髙橋 菜々恵
2020.10.18

確かに賛否両論のありそうな意見だけど、自己満足の優しい嘘って考え方すごく好き。
そして相手に真正面から向き合いたいっていう将宇のまっすぐなところも表れてる考えだなあって思った!

どんな気持ちで友達は誘ってくれたのか
将宇の礼儀を受けてどう感じたのか

想像しても友達本人しかわからないけど、
将宇の気持ちが伝わってるといいね!

相手の立場に立って考えることは大事。
だけど、それゆえに優しい嘘で自分をごまかして後悔することはないように私も自分と相手を思いやる気持ち大切にしたいって感じた!

宮崎 将宇
2020.10.19

そう言っていただけるとありがたいです
あれから返信が来て、その友達は気にしていない反面、ずっと僕と遊びに行きたいと思っていたそうです

でも、それを踏まえた上で真っすぐ相手と向き合うことは大切だとより一層思いました。