私がカンボジアに行って想いが強くなった理由の1つに、ホームステイがありました。まずやっぱり「誰に学校を届けるのか」というのを実感できるのは大きいです。
とはいえ、現地のための活動なのに現地のお世話になっていいのだろうか、と行く前の時期は思っていました。
ですが行ってみると、実際に学校のニーズがある村で暮らしてみることで新しい発見が沢山あります。
雨季の影響でどの家も写真の様に高床式ですし、道には牛や馬が普通に歩いていて、ニワトリも沢山いますし、私達を迎え入れて下さる村の方々はとても親切です。子どもたちは自分から話しかけてきてくれますし、折り紙やシャボン玉をあげると心から嬉しそうにはしゃいでいました。「日本に行きたい」と言ってくれた子どももいました。
以前の投稿で少し「この村に学校を届けるのが本当にベストなのか」ということに触れたと思いますが、どんな支援の形があるのかを知るにはこういう現地での何気ない時間にヒントがあるのかもしれません。
何よりIVUSAとカンボジアの間に絆を繋げることができます。学校を「建てるだけ」で終わらせず、想いを届けるためにも、全力で楽しみ全力で交流したホームステイでした。
そしてあの時間は、今の自分のモチベーションに間違いなく繋がっていますし、村の方々とも絆が繋がったと信じています。
わざわざ日本から来てくれて、学校を建ててもらって自分たちは何もしてあげられないとなったらチョンコ村の方たちはモヤモヤが残るんじゃないかな。
そういう意味でも生活を支えてもらうことでお互い助け合って、良い関係を築いていけると思う。