学生がカンボジアに学校を建てに行く意味 その①

先日、IVUSAが学生団体総選挙で見事優勝しました。

私は登壇したわけではなく、コアに関わってもいません。しかし、事前からみんなの頑張りや試行錯誤は強く感じており、自分もコロナ渦だからって下向いてる場合じゃないな、と改めて思いました。

加えて今回の結果、その過程で私が感じたことはもう1つあります。

それは、「学生が現地に行く意味」を(少なくとも)1つ作れたことです。

私は前年度、カンボジアに行く前にメンバーに集まってもらい、(活動に行くのにかかる)20万円を寄付するのではなく現地に行くために使う意味や、なぜ行くのが自分達学生なのかということを考えてもらうワークを行いました。正直この時期には私自身、カンボジアに行くことが最適の支援なのかという疑問を感じていました。

その中で「何故カンボジアに行くのはあなたじゃなければならないのか?それはもちろん私が行きたいから行くからです!こんな素敵なこと誰にも譲れません!! 」と言った子がいて、「何て真っすぐな好奇心なんだろう」と驚きました。こういう学生が現地に行って見たものがどう活かされるのか、楽しみになったのを覚えています。

そして時は流れ、この学生団体総選挙などを通して、私たちのカンボジアへの想いはかなりの広がっていると感じます。PandoにはIVUSA外の方から感想を何件も頂きました。多くの方々が私たちの発表を好評してくださりました。これらは、自分達でカンボジアに行き、現地の大工さんたちとレンガを並べセメントを塗り、子どもたちと遊び、ホームステイで交流を深めることで想いを届け、想いを受け取れたからこそのものだと思っています。 

今回のタイトルには、  学生がカンボジアに学校を建てに行く意味その①

とありますが、その②が何かは今の時点で決まっていません。ですが必ず、その②のPandoは書くつもりです。まだまだ想いの連鎖を広げていきます。まだまだ可能性を広げていきます。



荒木 昌三
2020.12.22

「なぜカンボジアに行くのは〜誰にも譲れません」
のとこ刺さった。
真っ直ぐすぎる。好き。