新型コロナウイルスで問われる支援の意義

新型コロナウイルスでラオスの経済は大打撃を受けています。貿易額の21%を占める主要な貿易国の中国からコロナを理由に、農業ではバナナの輸出が差し止められ、観光業ではラオス北部のカジノが閉鎖し収入が入らない。物流業者もこのコロナ渦で仕事が無くなっている。ラオスは今、危機的な状況です。ラオスは今年で建国45年を迎える若い国で、他国の支援に依存しやすく、他国の情勢に左右されやすい。だからこそ、物を与えるだけの支援ではなく、ラオスという国が自らの足で立てるようになるには未来のリーダーを担う子供たちへの教育支援が必要です。教育を受けた子供達が自主性を持ち、ラオスを背負ってもらえるように私達は何ができるか。新型コロナウイルスの感染拡大が広がる中、私達はラオスのために何ができるか。問われています。

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