オンリーワンは未来

こんにちは、14期のれいなです🌱 

春が近づいてきてやっと暖かくなってきました。とっても嬉しいです😊 今年はもう少し外に出れて新しい出会いがたくさんあったらいいなと思います。

さて、今回のリレーでは、入団理由ではなく、SIVIOに参加してから早くも半年が経って、大学では世界のことを少しづつ学んできた私が、思っている事や大切にしている考え方をお話しようと思います。

💫私が大切にしたい未来像

世界は日に日にグローバル化が進み、先進国が発展途上国への支援を行うようになったり、AIが人間に代わって様々なことをこなすようになってきました。結論から言うと私はこのような状況に大賛成というようには思っていません。世界は多様性に溢れていると誰しも思っています。その国らしい暮らしがあると。でも実際は裕福度によって異なる暮らしがあるだけで、世界から多様性は失われています。TEDトークである女性が世界中の家族を所得別に分類してどのような暮らしをしているか写真を集めるということをしたと話していました。結果はどこの国でも同じ様な所得の家族は同じ様な生活をしているということです。ベッドに寝て歯磨きをしていたり、はたまた先進国であってもバケツでお風呂に入っている家族もいます。発展途上国の裕福な人々は中国にある遊具と全く同じものを使用しています。これを見て私は「ああ。私が昔絵本で見た世界と全く違う。」と思いました。知らず知らずのうちに世界は多様性を失ってどこの国でも同じような景色ばかりが見られるようになっています。私は国の個性を失わないようにすることを大切にしたいです。SIVIOでラオスへの教育支援を行っていますが正直便利にすることや、最新のアイテムを渡すことには価値を感じていません。ラオスの子供たちがラオス人らしい暮らしをしてその国の個性に自信を持って世界で戦っていけるグローバルな人材を育てることの方がよっぽど子供たちの支援に繋がると思うのです。


💫ラオスらしさとは?

SIVIOのメンバーに、私の意見が人と少し違っていいねと言って貰えることがあります。とても嬉しいです。私なりに何を考えて意見しているのか話してみようと思います。

ラオスへの支援で私が大切にしているのは自分の価値観や考え方を貫かないことです。「何を支援する?」と話し合う時、「屋根が必要」とか「文房具が必要」と思うのは日本人的です。ラオス人はそれが無くても暮らしてきました。私が大切にしているのは便利にする事ではなくラオス人にしか無いものを育てることです。アフリカの貧しい地域からでも歌うことや想像することしかやることが無かったという人々の中から素晴らしいアーティストや作家がたくさん出ています。また大自然の中で暮らしているからこその色彩感覚を持った絵を描く子供たちもたくさんいます。私はそのようなカルチャーを大切にしたいです。

「ラオスの子供たちに何を質問したい?」ということについてSIVIOのミーティング内で考えました。私は「もしひとつ願いが叶うなら?」と「親の好きなところは?」という質問をしたいです。もしラオスの子供たちが靴が欲しいと言ったら靴を支援します。でも星に行きたいと言ったら夢の詰まった絵本をたくさん読み聞かせてあげる方がその子の個性は育つと思うのです。本当に望んでいるものが何か、まっすぐな子供ならではのことを聞きたいです。またラオスの子供たちにとって親はどのような存在なのか想像できません。彼らがどのような大人に憧れるのかとても気になります。もし子供たちが「家族を大切にして愛に溢れているところ」と答えたならそれだけで彼らが幸せであることがわかります。そうして人間的に豊かになる話であったり本であったりそういうものを渡してあげたいなとも思います。


💫アイデア

私が自分の頭で考えることは、同じように誰でも考えつくことです。私はミーツ内で誰かが言ってくれるであろうことは一切考えず、自分では答えが見つからないことを提案するようにしています。「わかる。」という意見は埋もれます。「え?それ自分も分からない」や「確かに、その場合もあったか」など、もう1つ議論が深まる角度や見落としているポイントを探していくことを意識しています。そんな角度でミーツに参加する人が1人くらいいてもいいかと開き直っています。自分で絞り出すのではなく、相手から新しい意見を引き出して吸収することで自分が少し成長出来ると思います。これからもオンリーワンを大切にしたいです。


とっても長くなりました。


これからもラオスへの支援活動頑張っていきましょう!!🙌✨  SIVIOにも是非入ってください😊

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