僕のカタルシスの原点

こんにちは。静木銀蔵です。

語りBAR katharsisの立ち上げに副代表として参画

現在、株式会社カタルシスのCOO をしています。

今は事業の運営しながら、就活したり、院進の勉強し始めたり?って感じです。


もう少し、僕のパーソナルについて

・ 酒と食と女と漫画と語り 好き
・ 勉強とかは割と得意
・ 飽き性、泥臭いの苦手、かっこつけ

こんな僕がカタルシスについて、書きます。
深いか浅いかはわからないですが、読みやすい気はするので、是非暇つぶしがてら読んでみてください。

  • 目次
    ・ カタルシス とは
    ・ 静木銀蔵がカタルシスを始めた理由
    ・ カタルシスを始めてから
    ・ カタルシスの今
    ・ カタルシスと静木銀蔵のこれから


  • カタルシスとは

カタルシスは2019年春、始まった学生のスタートアップ。
2019年5月7日、京大の近くの百万遍に「語りBAR katharsis」をOPEN。

現在は株式会社カタルシスとして、
上記店舗の運営、学生コミュニティーの運営、イベントの実施、企業支援事業   
ざっくり挙げるとこんな感じのことをしている。 

カタルシスが実現したい世界

                    「人々に未知なる選択の可能性を」

                     これをVISIONに掲げ、活動している。



はい?笑  
僕が初めて聞いたらそう思う。

疑問どころか、なんだか嫌悪感すら抱きかねない。
意識高い系ね。とか笑


まあ、その辺も含め、書いていく。


  • 静木銀蔵がカタルシスを始めた理由

僕ー静木銀蔵 の人生は「優秀」そのものである。

地元の公立中学を出てから、県のTOP公立高校に進学。
塾などにいくことも無く、所謂青春ライフを謳歌し、京都大学に余裕を持って合格。

地元の近所のおばさん達には、凄いわね〜と言われる。そんな子だ。


そして、そんな人生に満足しつつ、飽いていた。


何かわからない不安を抱えながら、それを変えるような努力を嘲笑い、恐れていた。


そんな僕が大学半ばで起業、カタルシスを立ち上げた。

客観的に見れば、僕はこんなことをするようなタイプの人間ではない。

学生起業といった不安定なことには手を出さず、スタートアップのようなものを泥臭いと一蹴する、意識高いと斜めに見ている、どちらかといえばそんなタイプだ。


その経緯を説明するには

  ・ 僕が起業という選択肢に興味を持った理由
  ・ 僕がカタルシスを立ち上げたいと思った理由

               この二つを順に説明しなくてはならない。


まずは、僕が起業という選択肢に興味を持った理由について話そう。

大学生になり、僕はかつてない自由に放り出された。
1回生、2回生と僕じゃその自由を存分に貪った。

友と遊び、酒も女も覚え、高校までとは比較にならないほどの自由。

だが、その自由にはお金がかかった。

大学一回生の秋、僕は初めて
アルバイト −自分でお金を稼ぐということ を始めざるを得なくなる。
飲食店だった。

そして、僕はかつて味わったことのない違和感を覚えた。
「早く終われ」そんなことを思いながら、業務をこなしながら時間が過ぎるのを待ち、その時間に対して時間給を貰う。

違和感というか、憤りと虚しさだ。

なぜ、俺がこんな単純労働をしなくてはいけない、もっと自分で考え、金を稼ぎたい
という憤りと

価値提供をする側が、「早く終われ」そんな風に思っている労働でお金をもらっていることに対する虚しさだ。


中二病っぽい。笑
でも本当にそれに耐えれず、2ヶ月でアルバイトを辞めた。


それでもお金は必要。
大学一回生のぼくに「お金を稼ぐ」選択肢として、残されたのは投資と起業だった。

今まで説明してきたような性格の僕は、まず投資に手を出した。

勉強すれば生活費ぐらいは稼げるようになった。

しかし、アルバイトの時に感じていた虚しさに近いものはなくならなかった。


 「起業」

 この二文字が頭にチラつくようになった大学二回の夏、僕は山本周雅と出会った。


 そして、僕は彼と共にカタルシスを立ち上げる。

 話は後者の理由へと入る。


 『起業したい』 この想いで一致した山本周雅。

 彼と僕は、正反対の人間だった。びっくりするほど反対である。

 価値観の違い、嗜好性の違い、起業に向けて彼と僕は衝突を繰り返した。
 (夏、一緒に旅行に行き、途中で帰ってしまったほどに笑)


     そんな秋、僕たちは『カタルシス』というものにたどり着く。

 僕と、山本周雅、そしてその時は起業に関心すらもなかった中尾真徳。
 今のカタルシスの中心のその3人。

 何気ない、学校終わりに「起業どうする?」そんな会議というか、駄弁りをしていた。

 当然、明確なアイデアも出ず、夜がふける。


 僕たちはコンビニでお酒を買い、ざっくばらんに語り始める。

 自身の将来について、自身の恋愛観について、自分の目標について ・ ・ ・

 

 そして、自分とは全く違った彼らとの語りの中で

 今まで自分にはなかった、考え方、世界観、そういったものに触れた。

 

 斜めに生きるのが格好悪い、自身の理想の実現に生きることが素晴らしい。

 人と同じことを選んでいくことは危険だ。

 真実の愛とは何か。

 

 彼らとの語りは、僕が今まで持っていた考え方を相対化し、もっと大きな世界を知覚

 させてくれた。


 その時、
 「自分の中にあった選択肢が、大きく広がった」


 そのことに大きな感動を覚えた。


 他の二人も同様だった。 

 人は生きているうちに、
 自身の知っている範囲の中の選択肢を選んでいる。

 また、生きてうちに無意識にたくさんの選択肢を捨ててきている。

 

     僕の今までの選択はまさにそうだった。

    

 そのことを強く実感し、僕たちが得たような感動を多くの人に届けたい。

 人が出会い、そして今自分にはなかった選択肢を得ることができる、

 そんな機会を生み出したい。


 3人が同時にそう思った。

 僕たちはこの現象に「カタルシス」と名付けた。

 (原義とは少し違うんだけどね笑)

 

 人々が「カタルシス」できる空間を作りたい。ここから僕たちの歩みは加速する。

 (続く)


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