カタルシスってなに?

はじめまして。 佐和秀星です。

いきなり知らない人に話をされても困ると思うので、軽く自己紹介しますね。

2000年に金沢市で生まれた男の子です。
順調に育って今では京都大学2回生になりました。

育ちすぎたのか大人っぽいとよく言われますがまだまだ弱冠20歳です。

ちなみにカタルシスに入ったのは半年前です。
しかも最初はバーテンダーとして入りました。
今ではこんな風に記事を書くことになってますが。


さて、自己紹介はここら辺までにしましょう。
カタルシスの文章をありがたいことに読んでいただいている方々には、
いまいち、まだカタルシスって何なのか分かってもらえてないのではと思います。

なんせ私の先輩方は熱量がすごいので、つい文章が長くなってしまうんです。
そこがいいところなんですけどね。


なので今回は私が”カタルシス”ってなんやねんと思われてる方々に、
先輩方に代わってわかりやすく”カタルシス”について説明させていただきます。
私個人についてはまた別の記事で書かせてもらいます。


カタルシスとは、もともと
「不安や怒りなどの心の汚れや罪の意識を取り除き、精神を正しい状態にする」
という意味です。
古代ギリシアのアリストテレスがつかい始めた言葉らしいです。


カタルシスを得るや、感じるという使い方で、心がすっきりしたという状態を表します。

私たちのバーでは、”語り”によってこの心が晴れた状態を目指そう。
そして、若者の人生を、世界をかえようという取り組みを行っています。

つまり、”語り”と”カタルシス(catharsis)を得る”を合わせてKatharsisなのです。


私にとってカタルシスを感じたのは、小1の時のある晩。
二段ベッドの下で母に算数を教えてもらっていた時です。
学校で習っていなかったマイナスという世界があることを、
プラスしか知らなかった私に論理的に教えてくれたことです。

その日になにか見える世界が変わりました。

ものの見方を体感し、覚えたのです。
世界を自分なりの解釈で見えるようになったのです。
おかげでその日から高校卒業まで学校の勉強は一度もわからないということはありませんでした。今でも母には感謝してます。


このように人は、自分の視点から見える範囲は限られています。
そのため、語りにより他人の視点を取り入れて、自分の最適解をさがそうというのが目標です。

初めのころはバーに来たお客さんと人生や恋愛、学問や死に関して話すことから、
今ではキャリアの選択肢を増やすためにキャリアに関する勉強会を開いたり、
東大と提携しようとしたり、
社会人と学生をつなげたり、

さまざまな角度から私たちが無意識に消していた選択肢の提案を行っています。


私たちの団体は周りを巻き込んで、変えていく、
そしてその渦を広くする力や意志をもった人が多く存在します。

わたしはこのKatharsisが生んだ渦が社会をすこし、もしくは大きく変える。
そう感じています。


私のようにKatharsisという体験、団体に共感を持っていただいた方には、
ぜひその感覚を忘れず大切にし、そしてその渦を広げててほしいと思います。

関連記事