「アルミホイルの質感を折り紙の質感と対比させて表現する」という課題デッサンです。構図は各自自由に考えて配置するものでした。
【課題デッサン】【描いたもの】
・折り鶴(赤)
・折り紙(黄色/適当に折り目を付けて4つ折りにしたもの)
・アルミホイル2種
(適度に折り目を付けて曲げたもの/徹底的にくしゃくしゃにして2つ折りにし、前者のアルミホイルの支え兼敷き物になるようにしたもの)
・テーブルの模様
【製作時間】6時間
【製作の感想】
質感の描写と言うことで勉強になるようにアルミホイルのシワの付け方が違うものを用意して、折角折り紙もあるので片方で鶴を折ってみました。
結果描写が難しい構図になり2種類のアルミホイルの質感を表現するのに苦戦した上、構図を作るのに手間どってしまったので時間もその分足りませんでした。
【いいと思う所】
苦戦した分アルミホイルのパキッとした感じを出す事は何とか出来たと思いますし、何より折り目の様子を含めた折り紙の紙の質感を描写する中でデッサンにおける「線で表現する」という技術の大きなヒントを得られたので出来映え以上に十分な収穫があった課題だったと思います。
【反省点】
時間の無さに焦ってしまっていたのか、幾ら試行錯誤しても最後まで「暗さ」の表現を上手く出す事ができませんでした。
そのせいでアルミホイルの光と影の差がハッキリとしておらず、アルミホイルの光沢を表現出来ていないのと
折り紙の色の表現自体はいいものの、明度の差を出せていない為に少し折り鶴と背景のアルミホイルが同化して見えてしまっています。
テーブルの模様も本来は暗い青なので、折り鶴より色を少し暗く、かつもっと丁寧に鉛筆を塗り重ねて質感を表現出来たのではないかと感じています。
次からは暗い所はより暗く、明るい所はより明るく表現できるようにホワイトバランスを意識して、時間配分も気にしつつ描きたいと思います。