【課題制作⑪】デッサン(7/11完成分/追記アリ)

7/11に完成した課題デッサンです。

​【↓前回の課題概要&途中の進捗】
https://pando.life/kdg/article/88218​​​

【課題進捗】デッサン(7/4開始分)

うめつぼ
専門学校九州デザイナー学院


【課題デッサン】
[before]
[after]
​【描いたモチーフ】
・スコップ
​・作り物のりんご×2
​・自分の左手
​・鉛筆
・テーブル(4つ合わせ/模様付き)
​【製作時間:6時間】

​前回、課題点として主に全体的な書き込み具合の向上や手の書き込みの処理の仕方(奥にある物体より詳しく書き込むか、書き込まないか)について挙げました。
これを踏まえてまず「手前の手(及び鉛筆)と奥のモチーフ群のどちらかを目立たせるか?」を考えた結果、折角スコップとりんごが上手く書き込めているので、先生のご意見も参考にさせていただいた結果手の書き込みはそこまで着手しないことに。
光の影のメリハリもあまり差をつけないことで、奥と比較した時にぼんやりとした印象を持たせて奥側のモチーフにフォーカスが向くようにしました。
鉛筆も塗り込みながら真っ直ぐで硬い印象になるように形を修正し、なおかつ鉛筆の芯や木の部分の質感の違いも感じられるように配慮しました。
それと同時並行で6B鉛筆を始めとするB系鉛筆を駆使し、スコップやりんご、テーブルの溝等の黒くなる所はより黒く、紙、テーブルの模様などの白くなるところはより白くなるように、とにかく明暗の幅を広げることを意識して塗り込んでいきました。

​【良かった点】
​初動をスムーズに塗りこんでいくことができたので、最終的に授業内で十分に描いた絵を見ながら仕上げていく時間が取れました。
前回の授業で描き込めなかったもう1つのりんごも、あっという間に大まかな外見を描き終わる事が出来るようになり、絵を何度も遠くから見ながらいい感じにホワイトバランスを調節する事が出来たのでよかったです。
先生からも今回頑張った白と黒のメリハリの幅に加えて紙やテーブルの「塗ってはいるけど白に見える」鉛筆の塗り方を褒められました。

​【反省点】
先生からは「良い意味で特に言うことはない」と言われましたが、今この絵を見ると作り物のりんごや紙に映る影の質感を7Hなどを使ってもう少しマットになるように塗りこんでいたらぐっと質感の説得力が上がっていたかもな、と思いました。
特にりんごは作り物なのでもう少しツヤ感を押さえたほうが良かったのかもしれない……と思うのと、りんごの模様の書き込みや塗り込みをもう少し丁寧に手掛ければ良かったな……と思っています。
​鉛筆も終始絵を遠くから見てて上手く光と影の差が明確に出ない事に少しモヤモヤしていました。偶然手前の書き込みをぼやっとした印象にする目的にハマっていたので放置しましたが、狙ってパキッとさせたりぼんやりとした印象に描写できるようにしなければと思いました。
指ももう少し整合性が取れるようになりたいです。

​前回書き上げたデッサンと比べたら格段に「目で捉えて描写する力」が付いてきたのが実感でき、先生からも製作中沢山嬉しいお言葉をいただいたので常にモチベーションを高く保てた課題制作でした。
今回の経験を活かして次回のデッサンも今回よりもっと良くなるように精進し、自分の描くイラストにも活かしていけるようにしていきたいと思います。

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みやい
2022.07.12

良い点や悪い点の振り返りや作品、1つひとつを考えているのリスペクトです。
自分は絵やイラストを見るのが好きですが、作者が何を考えているのかを知れて読んでて、「なるほどなぁと」ずっと見てました(笑)

これからも楽しみにしてます^^

うめつぼ
2022.07.12

ありがとうございます!いつもご覧にいただけているのも然ることながら、こうしてお言葉をいただくと何より励みになります……!
先程のキャリア開発の講義も大変わかりやすく、利用する上での参考になりました。ありがとうございました!