「自分次第」

初めまして、近畿大学サッカー部3年の鈴木風光です。
 
サッカーを始めてから今までを書いてみました。
少しでも興味があれば、最後まで読んでいただけると嬉しいです。
 
小学生時代
僕は兄の影響で小学校1年生からサッカーを始めました。始めたときは「楽しい」ということが1番の理由でサッカーをしていました。週末の2回の練習や試合がとても楽しくてただただボールを蹴っていました。
 
サッカーをしていた中で小学校6年生のとき、腰に激痛が走って初めて自分から試合を抜けました。病院に行くとヘルニアという病名のスポーツ選手がなりやすい有名な怪我でした。ヘルニアという診断結果を受けたとき、症状などはよくわかってなかったですが、サッカーを諦めないといけないのかとか、手術するのか、など色々考えて悔しくて辛くて恥ずかしいくらい泣きました。
 
しかし、怪我を負う前に奈良クラブJr.ユースに行くのが決まっていたことやサッカーを続けたいという気持ちが大きかったこともあり、手術はせずに怪我とうまく付き合いながらサッカーを続けることにしました。
 
 中学時代
怪我の影響で、新チームには遅れて参加しました。練習に復帰してからは遅れを取り戻すため自分なりに頑張り、思っていたよりもすぐに感覚を取り戻せました。結果を出して行くとAチームに合流して新人戦ではスタメンで出れるようになりました。
 
試合に出ることが多くなったり、学年が上がるにつれてサッカーの知識とレベルが上がり「勝ちたい」という気持ちが強くなっていました。試合に勝つことで自信がついて行きました。
それから3年生になって初の大会のクラブユース選手権u-15で関西大会に出れると思ったときに、選手登録を間違えたということで不戦敗扱いになりました。そのときは、なにもやる気が起きなくてサッカーに対する熱が薄れてしまいました。
クラブユースで活躍して高校に入っても強いチームでサッカーを続けたいと思っていたので、見て貰える機会がなくなり、これこらどうするべきか悩んでいました。
 
それでも、自分にはサッカーしかなかったので色んなチームの練習やセレクションを受けました。行きたいところは落ち、大変なことは多かったですが、幸運なことに近大附属高校の監督が拾ってくれたおかげで関西の強豪高校に入学することができました。
 
高校時代
中学とは違い入学当初からトップチームに入れてもらい、リーグ戦の開幕戦から試合に出ていました。スタメンで出るときもあり、得点もとりました。インターハイ予選でも活躍できたしとても充実していました。
しかし、僕はそこで1番やってはいけないことをしてしまいました。
今の自分に満足したことです。
その結果1年の選手権予選の大会中に18人のメンバーから外されてしまいました。その試合で負けてしまい悔やんでも悔やみきれない結果になりました。
 
2年生になりさらに試合に出る機会が増えました。1つ上の学年が強くて試合に出ていた自分もその中の1人だと勘違いして1年間ずっと成長しようともせずサッカーをしていました。
結果、インターハイ予選では2部のチームに負けました。2年生のときも試合に出て満足していました。
 
そして、最高学年になり副キャプテンになりました。今までと違い自分がチームを引っ張らないといけない立場になりました。
しかし、自分に満足して、勝手に上手いと勘違いしている選手が結果を出せるはずがありませんでした。試合に出ても結果が出せない日々で、自分を見つめ直すのではなく、怪我のせい人のせいにして逃げ道ばかり探していました。副キャプテンなのに自分のことばかりで名ばかりのものでした。
 
サッカー人生で1番うまくいかない時間で初めての経験でした。試合には出ていたので、挫折ってほどでもないのかもしれませんが、本当に辛い日々でした。
自分に満足していたことに気づくいたのはインターハイ予選も終わった夏ぐらいでした。そこからは、考え方を変えて成長するために色々なことを練習し、よく考えるようになりました。意味のある努力をや練習を積み重ねると入学当初の自信が戻ってきて、選手権予選前に良いイメージを持つことができました。
選手権予選の結果はベスト8止まりでしたが、最後の1年で1番大切なことに気づけました。
 
大学時代、今
大学に入ると、実力不足を実感しました。フィジカル面で通用しないし、自分より技術がある人ばかりでした。
成長をしないといけない中大学では怪我ばかりしていました。足首を捻挫したり、肉離れを繰り返したり、膝を痛めたりと全くサッカーをしていませんでした。
2回生になるとコロナが蔓延して練習出来なくなり、練習再開したと思ったら大麻の事件で10ヶ月活動停止しました。
これまで、大学ではほとんどサッカーせずに過ごしてきました。
それでも、どんな時も挫けずに頑張ってきました。
 
 
そんな僕が今思うことは、タイトルにもある通り「自分次第」です。
 
小学生のときは怪我を負って、中学生のときは登録ミスがあり、外的要因でサッカーから離れたり、なんらかの不祥事、単純なミスでスポーツに対する熱がなつなったとき、どんなに辛くても乗り越えられるか、うまくいかないときに人のせい物のせいにしたり、自分に満足して成長を留めてしまったりしたとき、考え方を変えて自分の可能性を信じれるか、挫折したときに這い上がれるか、定めた目標を達成できるか、なりたい自分になれるか、夢を現実にできるかは、全て自分次第だということです。
 
これから先の大学生活は、自分にできることは全て実行して妥協なく、自分自身と向き合いながら過ごしていき、目標をやり遂げ、どんな時でも言い訳無く、なりたい自分になるような日々を送って行きます。
 
大学サッカーは最後の1年となりますが、応援よろしくお願いします!
 
最後まで読んでいただきありがとうございました。

選手ブログ
64件

関連記事