「初心」

はじめまして。
近畿大学1年、小幡慎之介です。


今回ブログを書くことになり、普段はほとんどしませんが、これまでのサッカー人生とこれからについて振り返り、考えました。サッカーに対する自分の気持ちを再確認することができ、とても良い機会になりました。
自分の思いや考えを文章で表現するのは苦手ですが、最後まで読んでいただけると嬉しいです。

これまでのサッカー人生を振り返ると「初心の大切さ」を改めて感じました。
僕がサッカーを始めたのは、6歳の頃でした。兄が友人に誘われて、サッカーの体験練習をしているのを観に行った時に楽しそうだと思ったのがきっかけで自分もサッカーを始めることになりました。

初めは練習に行くのが嫌な日が多く、辞めたいと思うことも多かったです。ですが、0からのスタートで出来ることが少しずつ増えていくことに楽しさと嬉びを感じていました。

今考えると、サッカーを始めた頃は出来ないことをどうしたら出来るようになるのかをめちゃくちゃ考えながら練習していたなと思いました。リフティングも最初は1回しかできませんでしたが、それが3回になり10回になり、数ヶ月後には100回できるようになりました。努力の成果が結果として出る喜びを知ったのはそれが最初でした。
当時はボールを真っ直ぐ蹴ることも難しく、足首の角度や足の高さ、力の入れ方など一つ一つ考え、自分なりに工夫しながら練習していました。また、出来ないことをできるようにしようという向上心や意欲がとても強かったなと思います。

小学校3年生の時、大会がありました。当時、チームメイトで自分がライバルだと思っている選手が2人いて、その2人がその大会で点をとり自分だけ点をとることができませんでした。その大会の帰りの車で悔しくて号泣したのを覚えています。ライバルに負けるのが嫌でライバルよりも自分がいいプレーをしないとものすごく嫌でした。

このように、昔は純粋な「上手くなりたい」という気持ちや「ライバルに負けたくない」という強い気持ちを持ってサッカーをしていました。今もそのような気持ちでサッカーができているか問われると「100%できている」とは言えない気がします。
もちろん今も「上手くなりたい」「ライバルに負けたくない」という気持ちは常に持っていますが、昔の方がその気持ちは強くてクリアなものだったような気がします。

大学サッカーが始まり約5ヶ月。
先輩達や周りの選手のレベルが高く、自分より上手い選手、速い選手、強い選手、自分よりも経験値がある選手が多くいます。また、プロになるためにサッカーをしてる選手が多くいます。そんな中で試合に出るのは簡単ではないと感じています。

このような厳しい環境にいる時こそ「初心」を思い出すことが大切だと思います。

壁にぶち当たった時や自分の思うようにいかない時には一度「初心」にかえる。
そうすれば、昔のような純粋な気持ちでサッカーと向き合うことができ、何事も前向きに乗り越えていける気がします。

これから先、常に「初心」を忘れず、人としてもサッカー選手としても成長し続けます。
また、これまでのサッカー人生で指導して下さった指導者の方々や周りで応援・サポートしてくれている方々に恩返しできるよう日々努力していきます。

こんな僕を、そして近畿大学サッカー部を応援していただけると嬉しいです。よろしくお願いします。

拙い文章ですが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
                

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