アベンジャーズ・エンドゲーム 感想その1

今全世界を席巻している『アベンジャーズ・エンドゲーム』ですが、凄すぎて映画館から出てきた人の感想が「ヤバい」「泣いた」などというものに帰結してしまっています笑


そこで京都特撮企画のひととして、一介のMCU好きとして「この作品がいかに魅力的か」というところに着目して感想を書いていこうと思います!


*その1ではネタバレなしで進めます*


画像無断連載はマズいのでYouTubeの予告映像を貼っておきます。読み割った後見てもらえるとわかる思います。

https://www.youtube.com/watch?v=A6HIcThQado

「ヒーロー作品」への受け皿が整っているからこそできる心に訴える構成


MARVELはここ10年ほどで「Marvel Cinematic Universe」(通称MCU)としてMARVELの漫画作品を次々と実写映画化しています。『アイアンマン』から始まり今回の『アベンジャーズ・エンドゲーム』、これから公開される『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』まで累計23作品が同一世界線上で展開される壮大なプロジェクトです。それぞれに莫大な予算と多くの才能がつぎ込まれており、各々ヒットしています。

ヒーローものがただのお子様向け作品ではないことを実感させられる軍事的、政治的にリアルな世界線でアメコミヒーローが活躍するのです。


映画界でも娯楽作品の枠を超えて評価される存在となり映画公開前後には盛り上がりを見せるようになっています。

の中でも『アベンジャーズ』シリーズは別々の作品に出てくるキャラクターを一挙集結させ、個々のキャラの心の動きやお互いの関わり合いを描写する群像劇としてロマンを感じさせます。

このようなヒーロー作品が多くの人に歓迎される環境が完全に整った中でMCUの集大成として『アベンジャーズ・エンドゲーム』があるのです。これだけでワクワクします。しかも3時間中弛みせずストーリーが進行するのはこれまでの歴史があったからとしか言いようがありません。


付け加えると、今作では戦うヒーローたちだけではなく彼らの家族、恋人、友人、師匠といったキャラクターが過去作の設定をしっかり守ったまま、話の筋を逸れない形で登場します。いろいろな思い出が走馬灯のように駆け巡り、最後にはこういってしまうに違いありません。


「アベンジャーズ、ありがとう」


単独の作品としては前述のとおり過去作キャラが説明なく出てきたりと微妙な点もありますが、全ての終着点として、ファンへのプレゼントとしてこの映画は歴史に残り続けるでしょう。


次回はネタバレありの感想・考察を記そうと思います!お楽しみに!

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