ラブホ図鑑編集部のビジョン
活動には意味や目的が求められることが多い気がします。
しかし、私たちは「好きだからやる」「やりたいからやる」があってもいいと思ってます。
私たちは「好きなこと」「やりたいこと」だけをやります。
「なんて大雑把なビジョンなんだ」と思われたかもしれません。
たしかにそうですよね。いくら言葉の重みと文字数は比例しないと言っても,さすがにこれはシンプルすぎる。特に洗練されている感じでもないし。
ね。
それは私たちもわかっているんです。この3行ビジョンについては外部の方からもご指摘をいただき,肉付けすることも検討しました。相方ふでつかとあれこれ話し合ってね。
でも,私たちはこの3行に託すことに決めたのです。
もちろん,3行には収まりきらない想いがたくさんあります。それはそれはもちろん。
なにせ,私たちは「こだわり強強デュオ」なのでね。
じゃあ,なんで3行にしたの? 今回はそれについて書いてみようと思います。
と,その前に…
ふでつかも同じテーマで記事を書いているのでここで宣伝しておきます。
ラブホ図鑑編集部のビジョンが3行の理由(ふでつか編)https://pando.life/lovehotel_zukan/article/41549
ラブホ図鑑編集部のビジョンが3行の理由
私はふでつかの記事を参考にして書いたので,ふでつかの記事から読むことをおすすめします。時間があれば私のも読んでいってください。
フリーペーパーとの出会い
私は大学入学後すぐに出版研究部(部活)に入りました。そこでは,学内で無料配布するような雑誌,つまりフリーペーパーを発刊していて,私はここで “紙媒体で何かを発信することの楽しさ” を知ったわけです。
もともとメディア(広告・雑誌・書籍など)に興味があったのと,何かをつくること・表現すること・発信することが好きだったことを考えると,その部活に入ることは当然といった感じでした。(いやしかし,ふでつかも同じような団体に所属していると知ったときは驚いたな~。)
ふでつかの所属していた団体が広告費で発刊していたのに対し,私の団体は大学からの支援金で発刊していたので,ほとんど制約なくのびのび活動できていたと思います。本当にありがたい話です。
でも,
やりたかったことがやれていたのか?と言われれば,そうでもなかった気がします。
私のやりたかったこと
私のやりたかったこと,それは……
ごめんなさい。文字にしてバーンっと掲げられるほど納得のいく答えは出せていません。
だけど,ラブホ図鑑をつくっているときに 「これだよ,これ」 という心地よさがあるのは事実なんです。
あらゆる点において「妥協しない」 という二人のマインドが一致しているからなのかな。
私たちは「予算が足りないから」「期限に間に合わないから」「世間体を考えて」などの理由で自分たちのつくりたいものを変えることは基本的にありません。
「冊子は正方形がかわいいよね!」となれば,一冊一冊自分たちの手で正方形に裁断するし,イベント前日の深夜に「こんな名刺があったらよくない?」という名案が降って来れば,明け方までせっせと名刺づくりをしたりします。
無計画で行き当たりばったりなこともたくさんあるけど,妥協だけはしてきませんでした。これって案外すごいことなのではないかと思います。
こんな環境,後にも先にもラブホ図鑑ぐらいしかないかもしれません。
そして,そんな私たちが一番妥協できない要素が「楽しむ」ということなのです。
大きな組織ではできない,利害が発生する場ではできない,
「好きなことを,好きな人と,好きなように,好きなだけ,楽しむ」 ということが
ラブホ図鑑をつくる大きな理由です。
「楽しむ」ことに忠実なフリーペーパーでありたい
あれこれ語ってきましたが,ラブホ図鑑編集部の信念は 「好きだからやる」「やりたいことをやる」これに尽きると思います。スタートもゴールもここです。
他にビジョンやマインドを並べよと言われたら並べる言葉は様々あります。
ですが,私たちはあえてこの3行に託すことにしたのです。
それに並ぶものなんてないから。