自粛期間中にやったこと

学生団体mahoLabo.(まほらぼ)の、百井拓未(ももいたくみ)と申します。

さて、新型コロナウイルスの影響で当団体もオンライン上での活動がメインになっています。
そんな中、mahoLabo.メンバーたちは、少しでも自粛生活に彩りを添えようと、オンライン上で楽しい会を企画してきました。たとえば、一眼レフを持っているメンバーたちが集まる「カメラ会」や、みんなが台所で特定の料理を作る「料理教室の会」、などなど…。そんな中で私は、mahoLabo.内を対象に、zoomで「昭和ポップスの会」を開催しました。
第1弾を4月に開催し、第2弾を5月に開催しました。今回は第2弾のことについて、ここに書きます。

私は中学3年生の頃から昭和の歌謡曲(以下、昭和ポップスと呼称します)が好きで、mahoLabo.内で昭和ポップスの知識ならNo.1だと自負しています。そんな私が昭和初心者向けに、昭和ポップスの魅力を楽しく・面白く・独自に解説するという会を企画しました。この為だけにPowerPointで解説用スライド約100枚を作り下ろし、小気味よく解説を展開しました。

まずは「アイスブレイク」と称し、昭和の歌手名を用いた「頭の体操」のようなクイズを用意し、参加者に楽しんでもらいました。もちろん、昭和の知識がなくても楽しめるクイズにしました。
そして、本題に入りました。今回は、昭和ポップスの「凄さ」を解説する、というのをテーマにし、漫然と聴いているだけでは気付かないような歌詞の技巧、洗練されたアレンジ、意外と知られていない雑学などを、惜しげもなく披露しました。さすがに若者が知らない歌だと興味が薄れてしまうので、今回は『ルージュの伝言』(1975)、『津軽海峡・冬景色』(1977)、『プレイバックPart2』(1978)という、若者でも一度は聴いたことがあるであろう有名曲をチョイスしました。
結果、解説した私も、参加してくれたみんなも、満足のいく会となりました。

しかし、前述の「カメラの会」や「料理教室の会」はそれぞれ10人ほど参加していましたが、「昭和ポップスの会」の参加者はたったの3人でした。そりゃそうです。相手は令和の大学生ですから。「カメラ」や「料理」は大学生の興味・関心を引きやすいコンテンツである一方で、「昭和ポップス」は今どきの大学生を惹きつけにくいコンテンツです。しかし私には、昭和ポップスの魅力を語れる自信と矜持がありました。だからこうして胸を張って、今この記事を書いているわけであります。

「参加してよかった!面白かった!」と言ってもらえるような内容にすることにこだわりましたし、わざわざ時間を割いて私の会に参加してくれたメンバーには非常に感謝しています。むしろ、「昭和ポップスの会ってつまらなさそう…」と勝手に思い込んだ人に「ああ…こんなに面白いなら参加しとけばよかった…」と後悔させてやりたい気持ちもあります。

では、昭和ポップスの会で披露した知見はmahoLabo.で直接役に立つのでしょうか?そんなわけありません。『ルージュの伝言』の編曲が凄いとか、『津軽海峡・冬景色』の歌詞がこだわり抜かれているとか、そんなことを教えたからと言って、学生団体には直接役には立ちません。

しかし、活動もままならないこの自粛期間中にエンターテイメントを提供することや、会への参加を通してメンバーの顔を画面上で見たり交流したりすることは、mahoLabo.の活動意識を停滞させないということに一役買っていると思います。「カメラの会」や「料理教室の会」も、目的は同じです。カメラや料理を通してメンバー同士の交流・意思疎通を図り、mahoLabo.愛を衰退させないことが目的です。私の場合は昭和ポップスという強みがあるため、それを活かした会を企画・実行した、というわけです。

自粛期間中は何かとしんどいものですが、やり方次第で自分の強みを発揮できる期間でもあるわけです。


最後に、この記事を読んでくださった方の中で「自分も昭和ポップスが好きです!」という方がいらっしゃいましたら、是非私にお声をかけてください!

ひかりん
2020.06.08

さすがや。エンターテイナーだね、ももちは

ももち
2020.06.08

LINEスタンプやオリジナルグッズなどを作ってるアナタもエンターテイナーだよ!😊

ひかりん
2020.06.15

ひゃっ、嬉し!!!うれっし!!!