自分の覚悟


皆の覚悟を読むたびに、これまで部活で過ごした3年間は本当にあっという間だったと感じます。

同期といっても、こんな機会じゃないとなかなか皆の本音を知る機会はありません。

毎日のブログ更新が今の私の楽しみでもあります。

3年間の思い出と今年1年の覚悟について書いたので拙い文章ですが読んで頂けたら嬉しいです。




まずはじめに、私のこれまでの部活は決して楽しかった思い出だけではありません。

1マネ時代のビデオアップや備品管理からはじまり、辛いことや涙を流したことも少なくはありません。

2.3マネになってからも

「自分がこの部活にいる意味はあるのか?」

「自分はチームに何か貢献できる強みがあるか?」

本当に悩んだ時期がありました。


自分に自信がなく、部活での存在意義が分からなくなったり、それによって周りの人との関わり方が分からなくなったりして、正直「部活を辞めよう」と考えたこともありました。


そんな時、納得が行くまで話し合ってくれて、泣きながら止めてくれた同期マネージャーの皆がいました。

話を聞いてくれたプレイヤーもいました。

空きコマに泰斗に呼び出されたと思ったら、「絶対後悔させないから一緒に頑張ろう」と言ってくれたことは今でも鮮明に覚えています。


たくさん迷惑をかけてごめんね。

皆が親身になって話を聞いてくれたことがとても嬉しかったです。

私がここまで部活を続けられたのも同期のみんなのおかげです。




さて、そろそろ本題にうつろうとおもいます。

「自分が出来ることを全力でやること」

これが私の覚悟です。


今年のチーム指針の1つに「当たり前を当たり前に」があります。

「出来ることを全力で」なんてまさに当たり前のことで、今さら覚悟にする必要はないのかもしれません。

けれど私は今ここで改めて約束したいと思います。


私は先頭に立って皆を引っ張ったりするのが得意なタイプでありません。

皆から見たら、たくさんいるスタッフ、たくさんいるマネージャーのうちの1人かもしれません。

だからこそ自分には何が出来るか、この部活に何を残せるか人一倍考えなければいけません。


小さなことに1番に気付く努力をする。

自分の出せる最大の声を出す。

プレイヤーの声を聞き逃さない。

快適な環境でプレイヤーに練習をしてもらう。



こうして考えてみれば、どんなに小さなことでも出来ることは沢山あります。



 私はこの3年間集客を担当しました。

黄色Tシャツで埋まった観客席を作りたい。

皆に全力で応援を楽しんでもらいたい。

応援もチームの大きな力になることを証明したい。

今までで1番の応援だったと皆に思ってもらいたい。

最後の1年、これまでで最高の集客を目指したい。

これも私の出来ることのひとつです。




引退まで時間はそう長くありません。

あんなに辞めたかったのに、

今は少しでも長くこのチームにいたい。

まだ引退したくない。と素直に思います。



まだ誰も経験したことのない

夢の1部の舞台でのリーグ戦。

先輩が残してくれた最高の舞台で最後の1年を戦えることがとても幸せです。


自分が少しでもチームの力になれるように、

「あいつがいてくれてよかった」と誰かに思ってもらえるように、「このチームに貢献できた」と胸を張って言えるように、常に全力を尽くします。




''求''

2020.03.13

新4年マネージャー 井ノ口瑶