自分の覚悟

自分の番になったってことで、何を書こうかなーって考えたけど、まぁ大学生活、ましてや自分の人生の中で1番のターニングポイントだったところを踏まえて、自分のなりたい姿について話そうかと思います。

最後まで読んで頂けたらありがたいです、、、



階段を跳んでから。

気づけばあの日からもう8ヶ月。


当時を振り返るとめちゃくちゃ焦ってた。

その少し前に指を骨折してプレーができなかった時に、チームで2on2をやり始め、遅れて入った頃には上手くいかず、周りが仕上げていく中でどうしようと迷ってた。


それで迎えた7/7のリーグ戦想定の青学戦

ひとりで勝手に焦ってて、たいとにバカ怒られて、「クールって知ってる?」て怒鳴られて、終わったあとメンタルやられすぎてグラウンドから赤ヒロまでの坂で泣いた。


そして事件の7/9の朝練後

メンタルやばすぎて、明るく元気にいかなきゃってすごい思ってたのかな、いぇーいって感じでね。


気がつくと周りに人がいて、右耳から血が溢れてて、頭はグラグラ、気持ち悪くて嘔吐、吐きすぎて出す物なくて吐血、合間合間はなんとなくわかってたけど意識がちゃんと戻ったのは3日後。


点滴うたれてベッドで寝てた。


バカやって死ぬのか、人生終わったなって思った。


けど、いつも通りの当たり前の生活ができなくなって、改めて気づく。

みんなと笑って楽しくラクロスやって、いろいろチャレンジして失敗して、悔しいって思いながらもまたチャレンジして。


ラクロスができる幸せ。

メンタルえぐられて悩める幸せ。

今まですごい幸せだったんだなって。

呆れてる人がほとんどだったけど、それでも必要としてくれている人がいて、支えてくれてる人がいて、やっぱり戻らなきゃって。

ここで吹っ切れた。みんなとラクロスしたい。

何がなんでも戻ってやる。すぐ退院してやるって。


だからリハビリ死に物狂いで頑張って。

最初は歩くだけとか、階段昇り降りとか、脳が損傷してたから脳トレもすごいやった。

それで何とかOKをもらって2週間で退院。(実際後遺症で右耳半分ぐらい聞こえてなかったし、嗅覚も失ってたけど。今も嗅覚だけまだ完全に戻ってないけどね笑)



けどそこからも戦い。

当たり前だけど信頼を失ったから居場所もないわけで、マイナスからゼロに戻すのも大変。

腐らず、やれる事をやっていくしかなかったし、辛かった。夏合宿もなんとか行けたけど、ちょっと無理してたのもあるし、結構キツかった。


ただやれる事の中で、1年生に育成としてついて、教えて、教えることで改めて自分も成長できたし、みんなが頑張ってるから、自分も頑張れるところもあった。

だから本当に新2年生には感謝してもしきれない。

まぁ頑張っても結局TOPのセフレみたいな位置だったし、なかなか人生上手くいかないもんだなぁって痛感。

けどほんと特別枠みたいなレベルでちゃんとリーグ戦出れて、入れ替え戦でも貢献出来たことは腐らず頑張ってきたからだって思えた。



こんな経験をして、1番思うことは


運がとても良い、ってこと。


死の直前まで行っといて何言ってんだって思うけど、

TRの早めの対応だったり、病院の人達、リハビリ一緒に頑張ってくれた人達、家族、みんなの助けがなかったら死んでたし、良い人達と出会っているなとすごい感じた。



出会うべくして出会った人達、って思う。



当たり前で、当然のことだけど、

「出て」「会う」から「出会い」になるし

いわゆる「行動する」ということだと思う。


行動しなければ、人に出会うことも無いし、何かしらのチャンスがくるわけでもない。

プラスであろうがマイナスであろうが行動しなければ何も得られない。まずは行動する。行動することで気づきが得られる。そう思う。



まぁ跳ぶ行為自体あれだし、チームに迷惑かけまくりだったけど、自分にとってはとてもプラスをもたらす行動だったなって思ってる笑




まぁ結局何が言いたいかって言うと、


どんなことでも何かしら行動をする時って勇気がいることだと思うし、なかなか一歩を踏み出せないこともあると思う。

そういう時って誰かが頑張ってる姿とか、一生懸命頑張ってる人を見ると自分も頑張ろうって思うよね?勇気を貰うよね。




おれもそういう存在になりたいな。


スポーツで熱くなって、泥臭く頑張るのってめちゃくちゃかっこいいじゃん笑笑


そういう存在に憧れる。



みんなと本気で日本一目指して、自分やライバルに〝求〟め合って、明学ラクロス部として、Final4行って、日本一になりたい。



もちろんたいとをFinal4、日本一に行かせてあげたいし、たくみが言ってる通り、おれもたいとのブッサイクな泣き顔に貢献したいね。笑





長くなりましたが、

今まで支えてきてくれた人や出会った人に、

今度は恩返しとして、勇気を与えたい。感動を与えたい。

そんな存在になれればなと思っています。

また、同期、後輩、コーチ陣、保護者やOBOG、学校関係者、いつもお世話になっている明治学院大学ラクロス部男子を応援してくださっている方々に、

感謝として、頑張る姿を魅せられればなとも思っています。




最後まで読んでいただきありがとうございました。




怪我をしないで、自分1人の身体じゃなくチームの身体。

これほんと大事だからね?あとPassion。


みんなで〝求〟め合って絶対日本一いきましょう。

やるよ!


〝求〟


2020/3/13 

4年 風間 望史