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先日愛犬の命日だったので会いに行ってきました。

彼は末っ子だった私にとって弟のような存在だったので
今でも何かあれば報告に行き、誕生日、命日には会いに行きます。
今は動物専用の霊園に眠っていて、
火葬され煙となっていく彼を泣きながら見送り
収骨の際は最後に犬歯を骨壺に入れ蓋をするときは涙が止まりませんでした。
お経もあげて頂き、本当に人間の葬儀とほぼ同じです。
悲しみも同じです…。

彼はラフコリー犬で、もさもさふわふわでとても大きく
毎月1万以上のドックフード代がかかっていました(笑
でも野良猫に餌をとられてもとなりで優しく見守っていました♡

さて、コリー犬 には 名犬ラッシーのイメージがあると思います。
名犬ラッシーと彼とでは頭の良さ以外にも
ちょっと違う事があります。
色は茶色ではなく、黒というのは置いておいて
ラッシーの耳は半分から折れていて、垂れているのです。

彼がまだ3か月の頃、お迎えに行くと
あれ?耳がおかしい!というと、

「ラッシーのイメージがあるので
接着剤でくっつけて、癖をつけて耳がおり曲がるようにしています。」と。
耳の矯正ですね…。
生まれた時は下がってますが、何もしないと立耳になるんだとか。
軟骨が半立耳の状態になるまで接着剤でくっつけて矯正をする。
それはなんだかかわいそうだったので、
彼は接着剤を外してもらい、立耳ラフコリーになりました。

ラッシーのイメージがある為
コリー犬は半立耳がスタンダードらしいです。
確かに半立耳の方が優しい印象になるとも思います。

何でもイメージがやはり先行してしまいます。

こうだ!と決めつける事もたくさんあります。
それから外れるとなんで?と思うことたくさんあります。

みんな違って、みんないい。
それぞれの個性を認め合おう。

イメージや主観からくるこうでなければ
という決めつけをせずに
柔軟に過ごしていきたいです。