令和の里 坂本八幡宮

お正月に坂本八幡宮へ初詣へ行ってきました。

元号「令和」は、坂本八幡宮で催された「梅花の宴」で詠まれた歌が典拠となっています。

その歌がおみくじに書かれていました。ちなみに運勢は「吉」でした。

梅花の歌三十二首の序文

初春の令月にして 気淑く風和ぎ 梅は鏡前の粉を披き 蘭は珮後の香を薫す

(しょしゅんのれいげつにして きよくかぜやはらぎ うめはきょうぜんのこをひらき らんははいごのかうをかをらす)


坂本八幡宮は、元は寺だったそうです。

中世は、天台宗の寺の境内に八幡宮を祭る形が多くみられた。

戦国時代に寺院が廃れ、坂本区の原型となる村落ができ、その村の鎮守として寺の境内にあった社が再興されたものと考えられます、とのことです。

坂本八幡宮へは、西鉄電車の都府楼前駅(「普通電車」しか止まりません)から

徒歩10分~15分、坂本八幡宮から太宰府天満宮までは裏道を通り、2km以上。

よい散歩コースです。

福岡に来た際は是非訪ねて、歴史を感じてみるのはいかかでしょうか。