みなさんは、募金をする瞬間何か考えますか?
1円でも、10円でもお金を他人に無償で渡すことに抵抗はありませんか。
先月友だちから、「街頭募金してる所見たよ。がんばってたね。」と言われました。しかし、つづきの話を聞いていると募金はしなかったそうです。その理由は信頼できないから。
自分の募金したお金が本当に支援先に届いているか
という問題は、誰しも一度は考えたことがあるのではないでしょうか。
私が小学生の時、学校の先生から組み立て式の募金箱を渡され、「自分で組み立て、お家で募金してきてね。」と言われたことが数回あります。小学生の私は、負けず嫌いでした。なのでみんなよりも重い貯金箱を持っていこう、そんな気持ちで家族からお金を集め始めました。私にとって、募金は意外と身近なものでした。
意識していませんでしたが、いつしか「募金したお金はどこにいくのだろう」と考え始めました。
その時から、私は街頭募金している人を見かけても募金することをやめたのです。募金をしている会社のHPやパンフレットを見ても、どこか信じることができない。高校ではバイトが禁止されていたため、お小遣いは両親の働いたお金でした。そのお金を簡単に他人に渡してよいのだろうか。そんなことを思っていました。
私が初めて募金活動を行った時、正直に言うとこんなにも多くの人が募金してくれるのかと衝撃を受けました。
それと同時に疑問でした。どうしてそんなに信用してくれるのか。私はただの学生で、所属するサークルは大学公認ということだけです。友だちから「本当に支援先にお金渡してる?」と言われても仕方がないです...
信用は日々の積み重ねでしか作れないと思います。道行く人々に信用してもらえるにはどうすれば良いか、まだ答えは出ていませんがこれから活動していく中で見つけていきたいです。
またあおいも、カンボジアで本当に支援先にお金が投入されているか確認しなければいけません。それはこれからの課題です。先輩や先生と一つずつ勉強していきたいです。