【専攻課題】おかしなオノマトペ


『おかしなオノマトペ』
みなさんは、食育という言葉をご存知ですか?

幼児期の食育には《生きるための基本的な力》を育むというとても重要な役割があります。
そして子どもにとって第四の食事である、おやつの時間。
その毎日の時間を、親子のコミュニケーションツールとして活用してほしい。
「甘くて美味しいね」「ぷにぷにだね」など五感を使った会話を通して、
《楽しく》《一緒に》《考えて》食べる時間にしたい。親子の時間と、食育のきっかけをつくりたい。

そのような思いから、オノマトペを題材にしたおやつを企画しました。


キャッチコピーは『どんなおと?あんなあじ、そんなかたち、こんなにおい。』と、こそあど言葉に。
ロゴマークは、ターゲットから、全体的に明るく柔らかい印象になるよう丸をベースにしました。

内容物は親しみやすい野菜チップス、保育所等でも定番のお麩ラスク、日本の伝統和菓子である琥珀糖を選びました。ネーミングは食感を擬音化し、そのイメージからロゴとキャラクターを作成しました。

パッケージは、保存や持ち運びに便利な袋を選び、カラフルで中身の見える楽しいデザインに。
リーフレットは商品の紹介だけでなく、物語やレシピ、豆知識などをラインナップと対にして
掲載することで、今後の「やってみよう」にも繋がるように工夫しました。

ストラップを商品のおまけとして付属し、身に付けたりすることでキャラクターからも商品が知ってもらえるようにしました。什器はコーポレートカラーであるオレンジをメインにし、リーフレット置き場を什器と一緒にしたことでコンパクトに商品展開ができます。


私は専門学校入学前に、大学にて保育について学んできました。
デザインと子どもの両方のこれまでの学びを活かした専攻課題になったと感じます。