二年生個人制作作品です、深淵或は心の中にというフランス語のタイトルです、とある人の荒野で見たり経験したり冒険するストーリーです。
最初は三つのアイディアがあった。一つはノアの箱船という神話の脚色、一つは宮沢賢治さんの龍と詩人のアニメ化、最後はこの作品だ。
とあるマジック:ザ・ギャザリングのCMアニメをみたら、このような物語のスタイルを決めて、最後のアイディアを選んだ。
この作品のテーマは記録と思考だ。昔の絵画と写真術のように、アニメーションにも記録の能力がある。思考とか、幻想とか、一瞬の偶然をアニメーションにして記録する。
子どもの時を思い出して、絵画に関して一番の楽しさは全ての色彩を使って塗るということだ、そして今の作品のタッチスタイルを決めた。
ちょっと説明する。
胡蝶の夢という物語によって、蝶々は幻或は夢というシンボルになった。ここでは時間の戻りを示すだけではなく、琥珀に戻るという意味もある。琥珀の蝶々と自由の蝶々に合わせてコマ数も変わった。
ラッセルのティーポット見えざるピンクのユニコーン、矛盾する特性によって宗教を疑うシンボル。ここには有り得ない風景という意味の方が強い。ちなみにティーポットの周りの星座はぎょしゃ座、ローマ文化で「自分がいつか必ず死ぬことを忘るな」というメッセージを伝える奴隷だ。
昔、壊れたパソコンの画面の残像をモチーフにしたモノ。映画館で映画を見て、前の観客の残像或は魂は振り返って私を見るのか、とよく想像した。体外離脱の経験があったせいか。
いくつかの映画構図を参考にした、例:
第七の封印(1957)
マクベス(2021)
ストーカー(1979)
映画構図を参考を参考にし、ご自身のアイデアを取り入れたからこそ、この奥深い作品ができるんですね!!シーンの説明もされていて、とてもわかりやすかったです!!