大分大学「獲天」 5代目年間テーマ
彩輝(さいこう)〜魅せろ獲天〜
・獲天の笑顔が輝くように、そしてその笑顔で会場、お客様、全てを彩ることができるように
・獲天1人1人の個性を存分に輝かせる
・楽しむことにおいても祭りにおいても、目指す場所は常に1番である最高を目指すチームに
・どのチームよりも最高で最幸なチームに
2021年の獲天は上記の「彩輝」というテーマの下に活動しています。
5代目が幹部である代持ちとなり、チーム規模も60人強と数年前に比べて成長していますが、学生よさこい界、引いては九州中国のよさこい界の中でもまだまだ歴史が浅いチームです。
しかし、その歴史の浅さを悲観的に捉えるのではなく、「伝統がないことが伝統」をモットーに様々ことにチャレンジし続けています。演舞の構成や傾向も過去に縛られることなく代のカラーを存分に押し出し、現状維持に満足せず常に進化を求めて作品制作、練習に取り組んでいます。
年間テーマの「彩輝」を意識して、どのよさこい祭りにおいても1番を目指し、大分県内外から誘っていただいた数々のイベント等では、会場やお客様を獲天が1番盛り上がるんだ、という気持ちを忘れずに、演舞させていただく一回一回に感謝の気持ちを込め、チーム一丸となり活動しています。
そんな獲天ですが、普段の練習から笑いの絶えない学生らしい活気のある練習を行っています。時に体力的に弱音を吐いてしまいそうな辛い練習もありますが、そんな時でさえ楽しむことを忘れない、励まし合い、笑わせ合うメリハリのある練習です。
また、笑いが絶えないのは練習時間だけではありません。部員同士の仲が非常にいいチームで、男女や学年、学部の壁を意識せず、練習外のプライベートの時間でも大学生らしく遊んだり、互いを高め合いながら勉強に励む部員もいます。この仲の良さを作り上げているのが、普段の活気ある練習に加えて、獲天自慢の「企画」です。普段の練習の息抜きに、企画班が用意してくれた、一言でまとめてしまえばクレイジーな企画に、息抜きとは思えないほど部員全員が全力で楽しみます。
そうした取り組みが、アットホームな雰囲気を作り上げ、居場所となる獲天になっているのだと思います。
よさこいは、他チームやお客様、祭運営者、イベント運営者に照明や音響などの様々な機材を担当してくださる方々など、本当に多くの方と交流する機会が多いです。獲天も外との繋がりを大事にしていますが、中でも関わることが多いのが、同じ九州中国の学生よさこいチームの方々です。地域、年齢、大学というコミュニティと共通する点が多く、勉強や趣味などなんてことない雑談に始まり、よさこいに身を投じる中での悩みを共有したりすることで親睦を深めることも珍しくありません。時にはライバルとしてしのぎを削り、時には仲間としてふざけ合う。よさこいを通じて多くの人脈を広げることに積極的な部員が多いのも、獲天の特徴であり魅力です。
昨年はまともに練習することすら難しく、演舞する機会はもちろん、仲間と顔を合わせることさえ制限された1年でした。しかし、獲天は日々成長し続けるチームです。パソコンやスマホなどタブレット機器を用いて、オンライン上で練習や他チームとの交流を積極的に行っています。日常が戻ってきてくれることが1番ですが、今できること、目の前にあるものに全力で取り組み、自分たちらしく楽しむことが、この先に繋がると信じています。
獲天が、他チームの方々、祭り運営の方々、そして見てくださるお客様を含める会場の全ての人を笑顔で彩ることができるよう、そして悲願であるYOSAKOIさせぼ祭りの大賞獲得できるよう、大学生らしく、獲天らしく、そして自分らしく、楽しむことと確かな情熱を忘れずに活動しています。