第11回スタディーツアー

第11回スタディーツアー
3/1~3/13in カンボジア


今回のスタディーツアーでは、
・建設した3校の小学校への訪問
・建設候補地のサマキー小学校への訪問
・昨年建設したカーブオン小学校の図書館の式典への参加
を行いました✨


7代目が建設した図書館の式典では、州長さんなどたくさんの方に参加していただきました🌈
そこで、お世話になっているNPO法人グローブジャングルの楠さんが
「学ぶことを諦めないでください」

とカーブオン小学校の生徒たちに仰っていました。
私たちは、異国にあるカンボジアという国の小学生に何ができるのか、そのためには何が必要でどのようなアクションを起こせば良いのかを日々考えています。私は、楠さんの言葉を聞いて、1つ自分達の活動の答えが出たと感じました。子どもたちに

「諦める理由を減らす・諦めさせない」

ために活動しているのではないかと感じました。支援という言葉に正解はなく、何が正しいのかは誰にもわからないと思います。ですが、私たち学生団体ONE LIFEという団体は、「笑顔が笑顔を作り出す活動をする」という言葉を活動理念にしています。この先も、この言葉を大切にカンボジアの子どもたちが笑顔になれるような支援活動をしていく必要があると感じています。

ここで少し、カンボジアという国について紹介しようと思います。カンボジアは、ポルポト政権時代に大量虐殺が行われました。その際に、教師などの知識人はほとんど虐殺されてしまいました。そのため、カンボジアの教育機関が整い始めたのは最近のことで教育環境は細部まで行き届いていません。また、先生の給料も低く深刻な教員不足や、ポルポト政権の復興後すぐに建てられた校舎は素人が立てたものが多く脆くなっていて校舎の建て直しが求められています。未だに、木で作られた校舎もあります。下の写真は、実際に訪問したサマキー小学校の校舎です。
このような状況が当たり前ではなく、もっと新しい世界を見てもらうためにも私たち学生団体ONE LIFEは日々活動を行なっています。


今回のスタツアでは、インタビューの実施を行いました🔥
そのインタビューで生徒からは、「毎日来てほしい」「次いつ来るの?」「運動会楽しかった」など、嬉しい言葉をたくさん聞く事ができました✨!自分達は支援という言葉以外にも、実際に会いに行く事ができていること、関わりを持ち続けていることも強みなのだと再認識する事ができました😭!やっぱり、言葉は通じなくても子どもたちはとっても可愛いです笑

インタビューは保護者様や、先生方にも実施しました。その中には、自分達では想像できない状況を耳にする事があり、学びが多いものになりました。先生方からは、求めている支援を聞き、まだまだ学習環境は整っていなく、支援を必要しているのだなと感じました。


私たち、学生団体ONE LIFEはこの先も、自分達には何ができるのか、何が求められているのか、そのためには何をするべきなのかを考え、行動していきます🌈