コロナに負けず、今年も開催を目指します🔥


はじめまして、「P.A.L. Project」の早野徳馬です。弊団体は2012年に設立され、アジア圏から世界で活躍するリーダーシップを育成することを目的に、慶應義塾大学国際関係会の学生が所属しています。親団体の「国際関係会」は60年以上続く団体で、かつてはスタンフォード大学やブリティッシュコロンビア大学との提携など、北アメリカの留学生との交流が主流でした。

しかし、年々活動が拡大していく中で、アジアとヨーロッパでは文化的差異が非常に大きいことに気付きます。アジア間ですらその差異は小さなものではありません。Individualism(個人主義)を基調とする欧米諸国の国家に対し、Collectivism(集団主義)を基調とするアジア諸国家は、たびたび欧米諸国家の人々の目に「意見がない」ように映るようです。

 

そこで、私たちは「国際交流」といって真っ先に世界全体に目を向けるのではなく、いちばん身近なコミュニティであるアジアとしっかり向き合うことにしました。これが「P.A.L.(Promoting Asian Leadership)Project」です。

 

その一環として、8月21日〜8月29日の9日間、アジア各国の学生たちと文化交流やディスカッション、フィールドワークを行うことにしました。今年で8回目となるこのプロジェクトは、双方向的に意見を出し合い、お互いの現状を知り、新しい観点からアジアを見つめ直すことを目的に行います。


今後、国際的にも、日本にとってもアジアという地域は重要性を増してくると思います。しかし、アジアの多くの国々も多くの問題を抱えていて、それを認識していない人が多いこともまた事実です。

 

自分たちの意見をしっかりと持ち、そしてきっちりと形にすること。

 

近年急成長を遂げるアジアにおける結束を強めること。

 

日本が先進国としての地位に甘んじてグローバル化の流れから取り残されないこと。

 

こうした理由から広域な国際交流をしたいという声が生まれ、私たちは立ち上がりました。

 

このプロジェクトを通じて、未来を担うことになる若い世代、具体的には少しでも多くの大学生たちにアジアへの問題意識を喚起し、アジアの未来を明るく導けるようなリーダーシップを身につけるきっかけとなるようなプロジェクトになっていきたいです。


現在、コロナウイルスで大変な状況の中にありますが、何とかこのプロジェクトを開催させ、成功を収めたいと思っております。