第一回勉強会内容紹介 前編

Plustudy班リーダーのりょうたです! 

僕たち自身がちゃんとプラスチックとそれを取り巻く現状に詳しくなる為に、

PRUでは月に2~3回のペースで勉強会を行っています。


「Plustudy」というフォルダでは、僕たちが勉強会で学んだ内容について、皆さんにも

普段はなかなか知ることのないプラスチックの知識を共有し、気付きをあたえていけたらな!と思います。

第一回の勉強会のテーマは、初回と言う事もあり

〈プラスチックに関すること〉

というテーマで大きく調べてもらいました。

各々がどんなことを調べてきたのか、シリーズにわけてさっそく紹介していきたいと思います!

 

プラスチックに対する世界の取り組み(そーり)

プラスチック問題についての世界の取り組みについて調べてみると

EU、つまりヨーロッパ諸国ですね、は特に積極的に取り組んでいて

プラスチックリサイクルの経済性と品質の向上、などの4つの柱を軸に対策しており、

そして多くの効果を上げています。

アメリカは使い捨てプラスチックゴミの発注量が世界一、それを受けプスチックのストローやマドラーの禁止や、レジ袋の提供の禁止に動いた州があったり、マイクロビーズ除去海域法が可決されたりしています。

またタイや、中国では廃プラスチックの輸入制限が強化されました。

しかし、日本は輸入規制への対応程度で、他は目標や方針が決まっているだけで具体的な取り組みはありません。

 

参考文献

https://gooddo.jp/magazine/oceans/marine_pollution/plastic_garbage/4978/

 

コロナとプラスチックの関係性(けいま)

 現在世界中で猛威を振るっているコロナウイルスは、プラスチックの表面では最大3日間生存すると言う事がわかりました。その実験ではステンレス鋼の上でも最長三日間生存したためツルツルしている物だからと言う事なのかもしれません。(3月現在)

参考文献

https://www.cnn.co.jp/fringe/35151099.html

https://courrier.jp/news/archives/194354/

 

バイオマスプラスチックと生分解性プラスチック(りょうた)

プラスチックの代替品として近年注目を浴びている「バイオマスプラスチック」。

いったいどういうものなのか?というと、再生可能な天然素材を部分的にでも使って作られたプラスチックのことを指し、日本ではJSPAによって定められた「バイオマスプラ」に認証された商品等がそれにあたります。

生分解性プラスチックは微生物の働きによって、最終的に二酸化炭素と水💦となり自然界に循環していく性質を持つプラスチックです。

日本では60%以上が分解されるなどの基準をクリアしたものがJSPAによって定められた「グリーンプラ」に認証されます。ちなみに多くの生分解性プラスチックは土の中で分解されるものであるため海中ではあまり分解されません。

生分解性プラスチックにはコンポスト可能なプラスチックというものもあり、生ごみなどの有機質廃棄物とともにコンポスト化施設に入れた時にコンポストとなるものを指します。

日本ではJSPAによって定められた「コンポスト可能なグリーンプラ製品」として認証されたもの等がそれにあたります。

 

参考文献 

http://www.jbpaweb.net/index.htm

 

かなり長くなってしまいましたが、ここまで読んでくださって本当にありがとうございます!

最初はざっくりとした内容から入りましたが、この後より詳しいものの勉強をしていっています!

中編でも様々視点からプラスチックに関して学びを深めていきます。

中編もお楽しみに!


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