共感から力に変わるもの

先日、地域の高校生と一緒にRealizeメンバーが英語教室を行いました。

とても充実した時間を過ごさせていただき、楽しさを多く感じた一方、私は「伝えることの難しさ」を感じました。

初めて高校生との英語教室をやると聞いた時、私はワクワクと同じくらい大きな不安がありました。

なぜなら、私は人並どころか、英語を話せると言えるほどの実力が全くないからです。私は英語を学びたくてこの学校に入りました。幼い頃から英会話スクールや塾、小中高校の授業で英語に触れる機会もありました。しかし、いざ話そうとするときや使おうとするときに、思うように言葉が出てきません。加えて、正しい英語が使えていないと分かっているため、恥ずかしい気持ち出てきます。「日本語も完璧に使いこなせないのに英語で伝えるなんて難しすぎる。でも楽しい、もっと使えるようになりたい。」そのような思いはずっとありました。

今回の英語教室では「普段話す機会のない英語でコミュニケーションをとる楽しさを知ってもらう」という目的でした。そのため自分の思いと重なる部分が多かったです。高校生とは、ジェスチャーや知っている単語をポンポン出し合い、文法的なミスは気にせずに話すことを重視しました。その結果、文章としては成り立っていなくても、会話できている喜び感じてもらえたと思います。

高校生と過ごした1時間はとてもあっという間で、その間彼らはキラキラとした表情と恥ずかしいながらも英語で伝えたいと言う気持ちを前面に出して来てくれました。私はそれを見て、自分がなぜこの大学に入り、Realize へ入ったのか、今どのような力をつけるべきなのかが、改めて明確になりました。

また機会があったら是非参加をしたいと思います。素敵な時間を過ごさせてくれた高校生の彼らにこの場をお借りして感謝を伝えたいと思います。ありがとう!