今日はJRが発行しているSuicaについて書こうと思います。
まず、2006年から提供しているモバイルSuicaですが9月8日に利用者数1000万人を突破したとJR東日本が発表しました。
元々切符は電車を乗る際に改札で必要な紙切れでしたが今のSuicaには様々な使い方があります。
自分がコンビニでレジをする際、5人に1人は必ずSuicaを使います。コンビニなど急いでいたり手軽で少額な買い物はSuicaを使う人は多いと思います。
そして、自分が初めて聞いた使い道が2つあるのでそれについて話します。
マイナンバーカードの代用
まず、1つ目がマイナンバーカードの代用ということです。
マイナンバーカードの公的個人認証サービスを活用し 交通系ICカード一枚を携行するだけでマイナンバーカード所有者向けの特典を受けられるサービスが開始される事になりました。
これにより、Suicaなど交通系ICカードのID番号とマイナンバーカードの情報をあらかじめ紐づけておくことで、マイナンバーカードの代わりに交通系ICカードを専用の端末にタッチするだけで、居住地や生年月に応じたマイナンバーカード所有者向けの特典を受けることが可能になります。
前橋市では、交通系ICカードとマイナンバーカードを紐づけることで前橋市民向けのおトクな 移動サービスが利用できるとの事で、Suicaの汎用性が高くなっていることが分かります。
オートロック解除
次に紹介するのはSuicaがマンションのオートロックを開錠する鍵になるという事です。
JR東日本とジェイアール東日本都市開発が共同で開発しており初の試みとなります。
12階建ての大規模賃貸住宅「びゅうリエットグラン新宿戸山」 は6月から入居が開始しており家賃もクレジットカードで支払いが可能です。
マンションの入り口のキーをタッチする場所にSuicaをタッチする事で入室ができます。
なので、新たに鍵を持つ必要もないので荷物が減ります。
上記のようにSuicaが日常の生活の一部になりつつあります。元々は切符という役割を担い、業務効率化の為に作られたSuicaが現在このような使われ方になるとは当初誰も思わなかったと思います。
そこには様々な人のアイデアと工夫、仮定と検証があったと思います。
今は何とも思わない事でも仮定と検証、改善を繰り返していけば自分でも想像がつかないようなものにまで発展できると思います。
1枚の切符という始まりがマイナンバーカードの代用、或いはマンションの鍵にまでなり得たのですから自分の発送次第だと思います。
0→1を生み出す事は大変難しいですが、やはり何かと何かの組み合わせでしか新しい
モノ、サービスは生まれないと思うので何気ないときに自分で考えてみるのも面白いと
今回ニュース記事を読んで思いました。