トラウマ

 お久しぶりです。しばらく更新しない間に茹だるような暑さが襲う真夏から強力な台風が襲う晩夏となりましたね。なんかずっと何かに襲われてません?十五期リーダーズのさきです。今回は、Jia Jiang氏のスピーチを視聴しての考察という形の記事になります。まずは以下の動画をご覧ください。

https://www.youtube.com/watch?v=-vZXgApsPCQ&feature=youtu.be

 Jiang氏は、小さい頃の経験から、大人になっても他者からの否定・拒絶が怖くて、半ばトラウマのように思い、アイデアを出せずにいたり、挑戦・行動をすることをためらったりしていたと話しています。誰しもが体験したことでしょう。特に、最近のSNSでは、その匿名性が裏目に出て、見ず知らずの他人の発言に対して、膨大な数の批判が飛んだりすることもあります。怖い世界ですね…。

 その後、Jiang氏は行動を起こします。これにより、彼は拒絶を拒絶とせず、Yesにつなげる彼の方程式を見つけました。それが、Noといわれても粘る、相手が感じている違和感を自分から指摘するなどの方法です。これにより、彼は6歳の時の経験を乗り越えることができました。

 私たちも、人に拒絶・拒否されることは、少なからずあります。しかしそれが、時にはJiang氏のようにトラウマになったりすることで、行動を起こしにくくさせてしまうことだって、また少なからずあります。その時、視点の変換というのはとても有効なツールだと思います。彼もまた、1回逃げたときの相手のリアクションを思い起こし、「拒絶」されていないことを自分で理解しました。

 人によって考えが違うのは当たり前で、また人が自分と違う意見を排除しようとする感情もまた当たり前なものです。しかし、人を傷つけないために、トラウマを作ってしまわないようにできることは何なのか、2つ考えました。1つは、聞き手が「拒絶」または「否定」ではなく、受け止めて「説得」すること。受け入れる、でないことが重要だと思っています。受け入れる必要はありませんが、その場で突っぱねたり、その人を蔑ろにするようなことはせず、まず言葉をキャッチすること。2つ目が、視点をぐりぐり動かすこと。この、視点を変えるときに必要だと私が思うのが、他の人の考え方を知ることだと思います。自分にはなかった考え方を取り入れること自体楽しいですが、そういう考え方があるんだな、と思っているだけでも、引き出しに道具が収納されると思います。

 これらのことを実践する場所が、今私がいる「しるべ」という学生団体であると思います。人と触れ合う練習に最適な場所だと思うのは、全員が「否定しない」という文化を共有しているからです。私も否定されることが怖くて、失敗しないか怖くて、どういう行動を起こそうと思ってもその先の否定される未来を見てしまって、怖かった。でも、それでは他の人に分かってもらうことも、もっと言えば自分のしたいことをすることもできなくなってしまう。そんな人に私はしるべを紹介したいと思っています。

あらん
2020.09.05

否定されない文化を有効に使えれば社会に出ても彼のように上手くやっていく技術が自分なりに見つかるよね!
てかまとめ方綺麗すぎん?

さき
2020.09.05

そうだよね、恐怖がつきまとわずに済むというか。
てか褒めてくれてうれしみ。