こんばんは!今回も、「THE TEAM 5つの法則」の記事投稿です!12回目となる今回からは4つめの法則となる「Decision(意思決定)の法則」についてです。これは、チームとして迅速に、適切に意思決定するための法則となっています。
この法則では意思決定には3つに分類があるとされています。それが以下になります。
- 「意思決定」の3分類
- 独裁・・・チームの中の誰か一人が独断で意思決定する
- 多数決・・・いくつかの選択肢を提示した上で、チーム全員の意思を問い、多数の賛同を得た選択肢に決定する
- 合議・・・チーム全員で話し合って結論を導く
それぞれの意思決定の方法には、それぞれのメリット・デメリットがあります。
(A)の「独裁」のメリットとしては、一人で決断するため、迅速に意思決定が可能です。しかし、リーダーが独断で決定するため、チームメンバー全員の納得感が得にくいというデメリットがあります。
(C)の「合議」のメリットとしては、全員で話し合って決定するため、メンバー全員の納得感が得やすく、決定したことに忠実に行動してくれるでしょう。しかし、全員で話し合うとなると、予定を合わせたり、一人一人の意見を聞いていたりと、決定するまでにかなりの時間を要してしまうというデメリットがあります
(B)の「多数決」は(A)と(B)の中間に位置していると言えます。
これでお分かりになる方も多いかと思いますが、どの「意思決定」が“正解”ということはありません。そのチームに合った、また、どんなことを決めたいのかよってもどの意思決定方法を用いるのかを適切に選択していく必要があります。
また、メンバーは基本「みんなで話し合って決めたい」と思います。それに反して、リーダーは「自分一人で決めた方が上手くいく」と思うのが基本です。その方がすぐに意思決定出来る点が大きいのでしょう。このように意思決定に対するスタンスには“ズレ”が生じます。この“ズレ”はチーム内の「ストレス」や「不満」に繋がってしまいます。議論や検討を始める前に、どの意思決定を用いるのかをチームとして「共通認識」として予め決めておくことが重要になります。
今回はここまで!
13回目となる次回は4つ目の法則「Decision(意思決定)の法則」における、今回示した「意思決定」の方法について、どのようにすれば効果的に進めることが出来るのかについてです!
いつも読んでくださる皆様、本当にありがとうございます!なにか、質問や改善して欲しい点、ご要望などございましたら、何なりとお申し付け下さいね!
それでは、次回もお楽しみに!😊
初めまして!!凄くタメになりました☺️メンバーは基本「みんなで話し合って決めたい」、反対にリーダーは「自分一人で決めた方が上手くいく」と思うのが基本、という表現がとてもしっくりきました。チームで何かを決めるって難しいですよね...
初めまして!!
そう言っていただけて嬉しいです!😊
その場その時に応じて、決め方を変えるというのもひとつの手立てです。
「ズレ」を少しでも減らすために、考えないといけないことがたくさんあるなと、自分も読んでいて感じました。
是非、これまでの記事、並びにこれからの記事もご拝読頂けたら幸いです。今後とも宜しくお願い致します!!
私も組織のリーダーとして、常にメンバーとしての考えもできるリーダーでありたいなと思いました!!記事楽しみにしてます!!☺️