月15,000円の部費は高いのか?

お疲れ様です。
キャリアコーチの太田です。
私は現在、㈱Huddebiz(ハドルビズ)という体育会学生向けの人材会社を経営している。
※ご存知ない方もいると思うので再度共有させて頂いた。

仕事では野球部だけでなく、アメフト部(ハドル=アメフト用語)・サッカー部・ラクロス部などの体育会学生の就職支援をしています。

その為、野球部以外の他部活・他大学の学生と接する機会が多くある。

先日、某部活動の選手が『月15,000円の部費って高くないですか?』と言ってきた。

彼だけでなく今まで就職支援をしてきて多くの学生から部費が高いという話を聞いてきた。

このような質問に対して私の答えはいつも同じだ。

月15,000円以上の学び・経験・スキルを得ることが出来れば月15,000円は安い

ただ部活動に所属している状況・学びがない中で過ごす15,000円は高い


これは部活動だけでなく大学の授業でも同じことが言える。

1コマの授業の単価は2,500円(私立文系)※
※(仮定)私立文系→75万円・卒業には120単位程度必要で、1年で40単位を授業とする。(大体の文系は4年次就活のため3年間で必要単位をほとんど取りきるのが普通) 2単位で15回の授業、1年間に受けるべき授業は300。 年間の授業料を300で割ると、私立文系は1授業当たり2500円。

1コマ2,500円が高いか安いかも2,500円で何を学び・身に付けたのか?ということだと思う。

先日、弊部のオンラインMTGでは、監督から孫子の兵法について具体例を踏まえた解説や5名の部員がプレゼンが行われた。

私は企画書を作成しなければいけない状況だったので、MTGにはミュート・画面OFFで参加していたのだが、何枚もスライド画面をスクリーンショットしメモを取った。
また、某部員が共有してくれた本を買いに行った。

そして、このMTG終了後にふと思った。

このMTGに1回参加する権利を私が部に携わっていなかった場合、いくらで買うのか?

私の結論は1回のMTGに参加する費用は1,500円だ。
※1回のMTGで1冊の本(1,500円)を読むぐらいの気付きや学びがあった

仮に野球部のMTGが週1回だとして年間52回(週間)×1,500円=78,000円

MTGに参加するだけでも、年間78,000円の価値があることになる。
※月換算=6,500円

+αで選手達は野球のスキル・知識・学びがあり、クリエイティブチームに関しては現在スポーツビジネスや営業スキル、マネージャーや監督秘書はマネジメントや社会人との接点、連盟のやり取りなどで多くの学びやスキルアップしている。

お恥ずかしながら野球部の部費を確認せず、この記事を書いているのだが仮に野球部の部費を某部活動と同じ15,000円と仮定し、MTGで月6,500円の価値がありそれ以外の価値に8,500円としよう。

少し内輪の話になるが、
学生コーチに月5時間指導してもらい
監督室で月2時間監督と話をする
東先生に1時間アドバイスや施術をしてもらったと仮定すると
合計8時間(1,063円/時間)となる。

要するに自分自身の行動で部活動の部費は高いモノになり、安いモノにもなるという事だ。

これは弊部だけの話ではなく、監督・コーチ・チームスタッフなどの社会人に積極的に質問していくことやOB、OGを訪問する機会など部活・組織に所属している強みをどのように活かしていくかで変わってくると思う。

今回はわかり易く『部費(お金)』にフォーカスして書かせてもらったが、
大学4年間という時間や得られるモノ、部活動に所属する意味・価値にも
フォーカスして考えて欲しいと思う。
副島 幹太
2021.08.30

自分が過ごした時間の価値観は、どれだけ自分が行動して、色々な事を経験できたか、学べたかでと変わってくるものだと私は思います。それがもし、お金に変わったとしても、お金の価値観は自分で上げていくべきものだと感じました。 その観点から考えると、クリエイティブチームの学びはいくらに匹敵するのか検討もつきません笑

太田 洋介
2021.08.30

お金と時間は投資するか浪費するかで大きな違いがあります。
前者となりスキルアップしていこう!

柴田奎介
2021.08.30

自分はクリエイティブチームに転向してから学べる幅が大きく広がったと感じています。まだ1ヶ月も経っていませんが既に学んだことも多く、これから自分がどこまで成長できるのかが楽しみです。卒業する時、学び過ぎたなと笑えるぐらい学びきりたいと思います。これからもよろしくお願い致します!!

太田 洋介
2021.08.30

実のある1ヵ月やったみたいやね。
大学卒業する際、大学生生活を振り返って野球部で良かった。
西南に進学して良かったと心から思える学生生活にしていこう!

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